※関連ニュースをご覧になる場合は、こちら↑のタグ(アーティスト名/項目)をクリック。

新連載!

7/24-26「FUJI ROCK 2026」をとことん楽しみつくす

① 2ヵ月前:ラインナップを見ながらワクワク!!

新連載です!──もはや日本の夏の風物詩、今年も「FUJI ROCK」は7月に開催されます。1997年に始まり、1999年から現在に至るまで新潟県の苗場スキー場をその会場とし、今年は7月24日(金)25日(土)26日(日)の3日間にわたって開催。毎年世界的なアーティスト/グループも多数出演、そのため「日本にフジロックあり」と世界的フェスの一つに数えられるステージはもちろん、自然に食にと、そのお楽しみポイントはガイドブックも出るほど。もっと言ってしまえば、「お楽しみポイント」は当日の3日間だけではない!──というわけで、今回の第1回は開催の「2ヵ月前」編。連載は、元弊社社員で第1回からフジロックを経験してきた美馬亜貴子がお送りします。
文◉美馬亜貴子

例年、国内外合わせて200組以上ものアーティストが集うフジロック・フェスティバル。ラインナップが発表された瞬間から「どれを見ようかな」と悩んだり、「このアクトはどんな音楽なのかな?」などとワクワクしながら調べたりする時間もフェスの醍醐味の一つ。この記事では、出演日ごとに注目アクトの見どころを紹介します!
7.24(FRI)
初日のヘッドライナーはロンドン出身のトリオ、The xx(ザ・エックス・エックス)。2010年の初出演以来、回を重ねるごとに大きなステージへとスケールアップしてきた彼ら。4度目の出演となる今年は9年ぶりの新作を携えて苗場に帰ってくるとあって、ニュー・モードのパフォーマンスを体験できるチャンス。没入感を誘うドラマティックなステージは、夜の野外に最高にマッチするはずだ。
もう一つの大注目アクトはTURNSTILE(ターンスタイル)。一昨年、ステージに大勢のオーディエンスを上げて最高の乱痴気騒ぎを見せてくれた彼らは、グラミー受賞を経てますます脂が乗った状態。ハードコアを基盤にしつつ、さまざまな要素を自然に取り入れたスーパー雑食系のパフォーマンスが見ものだ。
Hi-STANDARD(ハイ・スタンダード)の27年ぶりの帰還も超弩級のトピック。昨年新ドラマーにZAXを迎え、全国ツアーを経た最良の状態での出演となる。日本のパンク・シーンに多大な影響を与えたレジェンドのストレートで熱い演奏は、フジロックに流れる「パンク魂」「DIY精神」を象徴する存在とあって、盛り上がること間違いなしだ。
イギリスのシンガー・ソングライター、ARLO PARKS(アーロ・パークス)は歴史あるマーキュリー賞を弱冠20歳の時に、しかもデビュー作で受賞した才女。前回、2022年にレッドマーキーのトリを務めたときよりも深みを増したパフォーマンスになるはず。ジャンルを軽やかに横断する彼女の音楽は、初日のハイライトの一つになりそう。
日本の若手では細野悠太(祖父はあの細野晴臣)と福原音のユニット、CHAPPO(シャッポ)が俄然気になる。戦前の大衆音楽や古き良き日本のポップスをルーツとした音楽性を現代的なセンスで繰り広げる、ユニークなライヴを楽しむことができるだろう。
7.25(SAT)
昨年はVULFPECK (ヴルフペック)をサプライズ的にヘッドライナーに起用し、見事大成功をおさめたことが記憶に新しいが、今年もそんなフジロックらしいセレクションが2日目のKHRUANGBIN(クルアンビン)。テキサス出身のトリオが織りなすファンキーかつサイケデリックなグルーヴは、インスト中心ということもあり、音に「浸る楽しさ」を存分に味わわせてくれる。昨年はアメリカのアウトサイド・フェスティバルを始め、海外の複数のフェスでヘッドライナーを務めた彼ら。フジロックでも夢見心地の時間を約束してくれるはず。
4月のコーチェラでのパフォーマンスが高い評価を得た藤井風(ふじいかぜ)は、いま、最もチケットの取りにくいアーティスト。今回の出演は、国内外で活躍する彼のステージを見られる貴重なチャンスで、彼の奔放さは苗場の大自然とも相性が良さそうだ。
TOMORA(トモーラ)は、フジロック最多出演海外アクトの一つであるケミカル・ブラザーズのトム・ロウランズとノルウェーの個性派シンガー、オーロラによるプロジェクト。マッシヴなビートとエモーショナルなヴォーカルの融合は最良の化学反応を起こしそう。
カナダのインスト・バンド、BADBADNOTGOOD(バッドバッドノットグッド)の初出演もぜひ見たいアクトの一つ。アドリブ満載の自由闊達なライヴは野外の開放的な雰囲気にハマるはず。「音の乗り物」とでも形容したい、躍動感に溢れ、洗練されたサウンドに身を預けたい。
THURSTON MOORE(サーストン・ムーア)が20年ぶりにフジロックのステージを踏むことも楽しみだ。ソニック・ユースとしてはこれまでに3回出演経験があるが、ソロとしては初めて。最近のツアーではギターの可能性を拡張するような、非常に実験的なジャム・セッションを行なっているが、この日も心地よいカオスを堪能させて欲しい。
7.26(SUN)
最終日のヘッドライナーはMASSIVE ATTACK(マッシヴ・アタック)。2010年以来16年ぶりの出演となる彼らは、実はフジロック第一回にも出演予定だった(※)、本フェスとは縁深い存在。この4月にパレスチナ攻撃への抗議デモで逮捕されもしたが、来日には支障がないようなのでひと安心。ダークで没入感のあるサウンドスケープを苗場の夜に広げてくれる。ヴィジュアルと音楽が高い次元で融合した圧巻のステージは、今年のフジロックのラストを壮大に彩る。

(※)台風の影響で2日目が中止になったが、フェス2日目(7月27日)のセカンド・ステージに出演予定だった。

今や世界的なインディ・アイコンとなったMITSKI(ミツキ)の久々の来日にも注目。エモーショナルでハイブリッドな彼女の表現力は、7年ぶりの来日でさらに深化しているはずだ。
そして、日本が世界に誇るライヴアクトとして必見をお勧めしたいのは平沢進+会人(ひらさわすすむ+えじん)。電子音楽とロックの境界を越えたサウンドは、フジの多層的な魅力を体現する存在として貴重。オリジナルの楽器を用いた革新的なライヴパフォーマンスで、観客を不思議な世界へと誘ってくれるだろう。
カナダ出身の覆面デュオ、ANGINE DE POITRINE(アンジーヌ・ド・ポワトリーヌ)も今年絶対、絶対見るべきアクト。水玉模様の衣装に身を包み、奇々怪々なサウンドを奏でる彼らは、SNSを中心に「ナニコレ!」と注目を浴びた。これは見逃してはいけない。変拍子を多用した複雑な構成かつキッチュな魅力溢れる曲は中毒性抜群。
その他、既に“常連”と言ってもいいnever young beach(ネバーヤングビーチ)Tempalay(テンパレイ)、また、サカナクションの Ichiro Yamaguchiのソロといった国内の注目アクトも存在感を発揮するだろう。

─────────────

こうして見てみると、2026年のフジロックは、ヘッドライナーはいずれも独自の世界観が特徴的な没入型のアーティストが揃っていることに気づく。
前述したTOMORAやサーストン・ムーア、山口一郎など、著名なアーティストでもソロだったり新しいユニットだったりと、どんなライヴを見せてくれるのか未知の部分が多いのもワクワク感を盛り立てる。
本日5月15日には出演ステージ別のラインナップに加え、例年初日を楽しく盛り上げてくれる ROUTE 17 Rock'n'Roll ORCHESTRA 、昨年も複数のステージに出演して大活躍したフィンランドの4人組USを含む出演第4弾も発表された。
円安や国際的なフェスの増加などで良いアクト、特に大物はブッキングが年々難しくなっていることと思うが、バランスと独自性を両立させた、実にフジロックらしいラインナップと言えるだろう。


FUJI ROCK FESTIVAL'26

・日程:2026年7月24日(金)25日(土)26日(日)
・会場:新潟県 湯沢町 苗場スキー場

公式ページ:FUJI ROCK FESTIVAL'26

ラインナップ順次追加、チケット発売中。このほか詳細、最新情報はオフィシャルサイトにてご確認ください。

FRFオフィシャルサイト

このほか最新ニュースは公式サイト/SNSにてご確認ください。

・FUJI ROCK FESTIVAL オフィシャルグッズ:GREENonRED

facebook

X
Instagram
・LINE:LINEアプリ内、公式アカウント「フジロック」にて検索
YouTube 公式フジロック・チャンネル
TikTok

この記事についてのコメントコメントを投稿

この記事へのコメントはまだありません

100人が語るフジロック伝説

100人が語るフジロック伝説

1,980円
CROSSBEAT FUJI ROCK & SUMMER SONIC 2018

CROSSBEAT FUJI ROCK & SUMMER SONIC 2018

1,430円
USオルタナティヴ・ロック 1978-1999

USオルタナティヴ・ロック 1978-1999

1,980円
CROSSBEAT Presents 最強版 ロックの50年、究極の500枚

CROSSBEAT Presents 最強版 ロックの50年、究極の500枚

2,090円

RELATED POSTS

関連記事

LATEST POSTS

最新記事

ページトップ