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カール・パーマー、ライヴ名盤『Works Live』再発に合わせ、凍死寸前の目に遭ったEL&P初期の傑作MV撮影を振り返る
7月24日、エマーソン・レイク&パーマー(以下EL&P)の傑作ライヴ・アルバム『Works Live』が再発されます。バンドの中では今や唯一の存命中メンバーであるカール・パーマーが、先頃『MusicRadar』との新たなインタヴューで、このライヴが収録された当時のEL&P黄金時代を振り返りました。
1970年代中盤は、EL&Pにとってひとつの絶頂期でした。キーボーディストのキース・エマーソン、ギタリスト/ベーシスト/ヴォーカリストのグレッグ・レイク、ドラマーのカール・パーマーから成るトリオは、大勢の観客を前に演奏を行ない、数百万枚ものアルバムを売り上げていたのです。
「僕らは丸3年の間、誰が思い描く最強で最高のバンドとして圧倒的な存在だったんだ」とパーマーは語ります。「その状態をそれほど長く維持することはできなかったけれど、その3年、あるいは4年の間、バンドはとてつもなくハイレベルにあった。それについては疑いの余地はない」
『Works Live』の再発に関する公式発表には、次のように記されています。「およそEL&Pほど、プログレッシヴ・ロックのスケールと野心を体現したバンドはほぼ存在しない。このトリオはその時代において最も商業的に成功し、かつ影響力を持ったアーティストの代表格であり、卓越した演奏技術、クラシックの再解釈、そしてアリーナ規模のロック・パフォーマンスを見事に融合させた先駆者となったのである」
しかしながら、パーマー本人も率直に認める通り、EL&Pの音楽はロック評論家たちからは酷評されるのが常でした。
「あの頃は本当にこっ酷く叩かれたよ」彼は肩をすくめます。「あれだけ良い音楽をやっていたにも拘わらずね。アメリカ人は僕らをそこまで嫌うことはなかったけど、イギリスでは本当にケチョンケチョンだった。よく言われたもんさ、僕らは大仰で、気取り屋で、やたらと威嚇的だって」
1974年、ELPはディープ・パープルと共に、音楽史上最大級のロック・コンサートのひとつである『カリフォルニア・ジャム』のヘッドライナーを務めます。このイヴェントはカリフォルニア州オンタリオにあるオンタリオ・モーター・スピードウェイ・コンプレックスで開催され、出演者にはブラック・サバスや、着実に認知度を高めていたイーグルスらも名を連ねていました。パーマーによれば、「僕らが『カリフォルニア・ジャム』に出た時には、確かちゃんと入場料を払ったオーディエンスが12万人ぐらいいたんだけど、そこへ更に10万人がフェンスをなぎ倒して、無理やり雪崩れ込んで来たんだよ」
「僕らは丸3年の間、誰が思い描く最強で最高のバンドとして圧倒的な存在だったんだ」とパーマーは語ります。「その状態をそれほど長く維持することはできなかったけれど、その3年、あるいは4年の間、バンドはとてつもなくハイレベルにあった。それについては疑いの余地はない」
『Works Live』の再発に関する公式発表には、次のように記されています。「およそEL&Pほど、プログレッシヴ・ロックのスケールと野心を体現したバンドはほぼ存在しない。このトリオはその時代において最も商業的に成功し、かつ影響力を持ったアーティストの代表格であり、卓越した演奏技術、クラシックの再解釈、そしてアリーナ規模のロック・パフォーマンスを見事に融合させた先駆者となったのである」
しかしながら、パーマー本人も率直に認める通り、EL&Pの音楽はロック評論家たちからは酷評されるのが常でした。
「あの頃は本当にこっ酷く叩かれたよ」彼は肩をすくめます。「あれだけ良い音楽をやっていたにも拘わらずね。アメリカ人は僕らをそこまで嫌うことはなかったけど、イギリスでは本当にケチョンケチョンだった。よく言われたもんさ、僕らは大仰で、気取り屋で、やたらと威嚇的だって」
1974年、ELPはディープ・パープルと共に、音楽史上最大級のロック・コンサートのひとつである『カリフォルニア・ジャム』のヘッドライナーを務めます。このイヴェントはカリフォルニア州オンタリオにあるオンタリオ・モーター・スピードウェイ・コンプレックスで開催され、出演者にはブラック・サバスや、着実に認知度を高めていたイーグルスらも名を連ねていました。パーマーによれば、「僕らが『カリフォルニア・ジャム』に出た時には、確かちゃんと入場料を払ったオーディエンスが12万人ぐらいいたんだけど、そこへ更に10万人がフェンスをなぎ倒して、無理やり雪崩れ込んで来たんだよ」
1977年8月26日、EL&Pはモントリオールのオリンピック・スタジアムで、こちらも7万8,000人という大観衆を前にパフォーマンスを行ないました。この時の模様は録音されており、その音源が1979年にリリースされたライヴ・アルバム『In Concert』の大半を構成していて、1993年に『Works Live』という新たなタイトルで拡張版に仕立て直されたのです。
1977年の北米ツアーに備え、モントリオールが豪雪に見舞われていた冬の間、3人はオリンピック・スタジアムの地下でリハーサルを行なっていました。このことを端緒に、彼らはヒット・シングル「Fanfare For The Common Man」のプロモーション用ミュージック・ヴィデオを撮影するという、当時としては斬新なアイディアを発案しました。
「コンサートが予定されてたのは夏だったんだけど、“Fanfare” のために制作されたヴィデオはその前の冬に撮影されたものなんだよね」パーマーは説明します。「つまり会場は同じだけど、季節が違うってことだ」
1977年の北米ツアーに備え、モントリオールが豪雪に見舞われていた冬の間、3人はオリンピック・スタジアムの地下でリハーサルを行なっていました。このことを端緒に、彼らはヒット・シングル「Fanfare For The Common Man」のプロモーション用ミュージック・ヴィデオを撮影するという、当時としては斬新なアイディアを発案しました。
「コンサートが予定されてたのは夏だったんだけど、“Fanfare” のために制作されたヴィデオはその前の冬に撮影されたものなんだよね」パーマーは説明します。「つまり会場は同じだけど、季節が違うってことだ」
「僕らがモントリオールでリハーサルをしていた時に、オリンピック・スタジアムの担当者の一人と知り合う機会があったんだけど、彼はEL&Pの大ファンだったんだ。それで『どうだろう、雪が6フィートも積もっている時に、誰もいない状態で、スタジアムでヴィデオ撮影をやらせてもらえないかな?』って頼んでみたら、彼は『いやあ、そういったリクエストを受けることはあんまりないんですが、とりあえずできるかどうか検討してみますよ』って言ってくれた。そして最終的に向こうがイエスと言ってくれたんだ」
彼は続けてこう語りました。「あのヴィデオの中では実際に曲をプレイしてるたわけじゃなく、マイム(弾いているふり)をしてるだけなんだ。スピーカーから曲を大音量で流して、あたかもライヴで演奏しているかのように演じただけでね。それを4回繰り返したんだ。まず、3台のカメラが最初から最後までずっと僕だけを映す形で1回、それからグレッグとキースについても同じことを通しでやって、最後にみんなで一緒に演奏してるところを通しで撮った」
「で、何でその4回だけだったかと言えば、それ以上はもう無理だったからさ、全員本気で凍えそうになっちゃってね。あの時の外気温は確実に氷点下だったと思う。もう完全に限界だったんだ」
「Fanfare For The Common Man」は、最終的に全英シングル・チャートで最高位第2位を記録しました。
「とても大きな話題になったよ」とパーマーは言う。「そして実のところ、あれは後に史上最古のクラシック・ロックン・ロールMVのひとつとして認められることになったんだ」
EL&Pの『Works Live』の新たな再発盤はBMGから、7月24日にリリースされます。
彼は続けてこう語りました。「あのヴィデオの中では実際に曲をプレイしてるたわけじゃなく、マイム(弾いているふり)をしてるだけなんだ。スピーカーから曲を大音量で流して、あたかもライヴで演奏しているかのように演じただけでね。それを4回繰り返したんだ。まず、3台のカメラが最初から最後までずっと僕だけを映す形で1回、それからグレッグとキースについても同じことを通しでやって、最後にみんなで一緒に演奏してるところを通しで撮った」
「で、何でその4回だけだったかと言えば、それ以上はもう無理だったからさ、全員本気で凍えそうになっちゃってね。あの時の外気温は確実に氷点下だったと思う。もう完全に限界だったんだ」
「Fanfare For The Common Man」は、最終的に全英シングル・チャートで最高位第2位を記録しました。
「とても大きな話題になったよ」とパーマーは言う。「そして実のところ、あれは後に史上最古のクラシック・ロックン・ロールMVのひとつとして認められることになったんだ」
EL&Pの『Works Live』の新たな再発盤はBMGから、7月24日にリリースされます。
商品詳細
Emerson, Lake & Palmer
『Works Live, Canada 1977』
Amazon(2026/7/24)輸入盤2CDs
Emerson, Lake & Palmer
『Works Live, Canada 1977』
Amazon(2026/7/24)輸入盤2CDs
●Disc 1
1. Introductory Fanfare
2. Peter Gunn
3. Tiger In A Spotlight
4. C'est La Vie
5. Watching Over You
6. Maple Leaf Rag
7. The Enemy God Dances With The Black Spirits
8. Fanfare for the Common Man
9. Knife-Edge
10. Show Me The Way To Go Home
11. Abaddon's Bolero
●Disc 2
1. Pictures At An Exhibition(i. Promenade Part 1, ii. The Gnome, iii. Promenade Pt. 2, iv. The Hut of Baba Yaga, v. The Curse of Baba Yaga, vi. The Hut of Baba Yaga, vii. The Great Gates of Kiev)
2. Closer To Believing
3. Piano Concerto, Third Movement: Toccata Con Fuoco
4. Tank
1. Introductory Fanfare
2. Peter Gunn
3. Tiger In A Spotlight
4. C'est La Vie
5. Watching Over You
6. Maple Leaf Rag
7. The Enemy God Dances With The Black Spirits
8. Fanfare for the Common Man
9. Knife-Edge
10. Show Me The Way To Go Home
11. Abaddon's Bolero
●Disc 2
1. Pictures At An Exhibition(i. Promenade Part 1, ii. The Gnome, iii. Promenade Pt. 2, iv. The Hut of Baba Yaga, v. The Curse of Baba Yaga, vi. The Hut of Baba Yaga, vii. The Great Gates of Kiev)
2. Closer To Believing
3. Piano Concerto, Third Movement: Toccata Con Fuoco
4. Tank
グレッグ・レイク自伝 ラッキー・マン
4,180円
グレッグ・レイク(著)、前むつみ(訳)
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PROGRESSIVE ROCK LIVE IN JAPAN Wish They Were Here
2,200円
監修:片山 伸
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