ボブ・ディランが独自ブランドのウィスキー『Heaven’s Door』を発売

リカー・ビジネスに参入したロックスターの名簿に、今回ボブ・ディランが名を連ねました。来月、ボブ・ディランの名曲「Knockin’ on Heaven’s Door」にちなんで命名された新商品の『Heaven’s Door』ウィスキーが初めて市場に出ます。

ディランはニューヨーク・タイムズ紙に次のように語っています。

「独自のやり方でアメリカン・ウィスキーのコレクションを作りたかったんだ。俺は何十年もあちこち旅行して、世界各地で最高のウィスキーを飲んできたけど、このウィスキーは最高に美味いよ」

『Heaven’s Door』ウィスキーには、ストレート・ライ、ストレート・バーボン、ダブル・バレルの3種類があるとのこと。

2015年、エンジェルス・エンヴィというブランドの立ち上げに協力したマーク・ブシャラ氏は、“ブートレッグ・ウィスキー（密造ウィスキー）”という言葉を商標登録申請したディランの存在に気付いて、エンジェルス・エンヴィに投資しているディランに連絡を取ったそう。

「ディランにはウィスキー作りに最適な条件が揃っているからね。彼は非常に信頼のおける典型的なアメリカ人だし、自分流のやり方で物事に取り組む人。それが最高級のウィスキー作りに繋がったんだ」