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ボブ・ディラン、ツアー最終公演で新たにジミー・ヴォーンを起用し、バンド参加ギタリストは全日程で計5人に
8月1日、ナッシュヴィル公演のフライヤーより。
これまで小欄でお伝えしてきたギタリストの変遷をまとめると、以下のようになります。
・ダグ・ランシオ(2021年より。6月14日を最後に離脱)
・ボブ・ブリット(2019年より。6月26日を最後に離脱。7月1日MLCニュース)
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・ジョエル・パターソン/ジュリアン・ラージ(ラージが公演を欠席する際はパターソンのみ)
↓
・ジョエル・パターソン/ジャド・タリーク(7月10日シンシナティ公演。7月13日MLCニュース)
↓
・ジョエル・パターソン/ジュリアン・ラージ
※8月1日ナッシュヴィル公演でジミー・ヴォーンがゲスト参加
ボブ・ランシオは、今年6月17日にサンタバーバラ・ボウルで行なわれた公演を最後に、ディランのバンドから事実上永久に脱退しています。彼の穴を埋めたのは、ジャズ・ギター界の神童ジュリアン・ラージでした。その僅か2週間後、2019年からディランのバンドに在籍していたもうひとりのギタリストのボブ・ブリットが、自身のフェイスブックに突然「さよならボビー(Sayonara Bobby)」と投稿してツアーから離脱しました。
しかしこの時点でラージは既に多忙なスケジュールを抱えており、残りの全公演に出演することが困難であることは自明の理で、ここからなかなか複雑な展開が引き起こされたのです。6月29日には、シカゴを拠点とするジャズ・ブルース・ギタリストのジョエル・パターソンがディランのツアーに合流し、当初は全ギター・パートを一人で担っていました。間もなくメンフィスを拠点に活動するR&Bギタリストのジャド・タリークが加わりましたが、ラージもスケジュールの都合がつく時にはちょくちょく顔を出しました。ラージが出られる時にはタリークは姿を消すようになっており、彼は実質的にラージの代役であった模様です
ディランの長いツアー歴において、このような起用法の前例は殆どありません。ただ2013年の夏、デューク・ロビラードがバンドを離脱した際、チャーリー・セクストンがコート・ヤード・ハンズでの活動のため数週間不在となることが決まっていたため、チャーリー・セクストンとコリン・リンデンが交代で代役を務めたことはありました。
恐らくパターソンとタリークは今回のツアー同様、ヨーロッパ・ツアーの全日程ではないにせよ、その大部分でバンドに参加することになると思われます。しかしいつものことながら、バンドがステージに上がるまでは、その夜のディランのバンドのラインナップについて、断定的なことは何も言えないというのが本当のところです。
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ヴォーンは曲が終わってもそのままステージに居残り、ボ・ディドリーの1961年の隠れた名曲「I Can Tell」の演奏にも続けて参加しました。この曲は、ディランが過去2年間で84回も演奏しているものだと言います。「ジミーはすぐに、実に洗練されたソロを難なく繰り出し始めたんだ」とバーンスティーンは書いています。「バンドに対する彼の美意識は、ある意味1950年代的なものがあるから、この曲は彼にぴったりなんだ……とりわけジミーのソロに被せながらの♪No no no no no more baby♪というフレーズは、僕がこれまで見たどのパフォーマンスよりも感情豊かに表現されていたと思う。曲のエンディングでボブはジミーに向かってもう一度頷き、お辞儀をし、笑いながらはっきりと『ありがとう、ジミー!』って言ったよ」
ヴォーンはここで一旦引っ込みましたが、その後8曲を経てセットの終盤で再びステージに登場し、『Rough and Rowdy Ways』収録の「Goodbye Jimmy Reed」の演奏に参加しました。「ボブはもう一度『へへ、ありがとう、ジミー!』って言って、みんなに聞こえるような笑い声を上げてたよ」とバーンスティーンは綴っています。「彼はいまだかつて見たことがないような、満面の笑みを浮かべていた」
ディランとジミー・ヴォーンの関係の始まりは、1990年の『Under The Red Sky』のレコーディングにまで遡ります。この時のセッションではプロデューサーのドン・ウォズが、デヴィッド・クロスビー、ジョージ・ハリスン、エルトン・ジョン、スラッシュなど、多くのスーパースターをスタジオに招き入れました。ジミー・ヴォーンと、彼の弟である故スティーヴィー・レイ・ヴォーンは、「10,000 Men」、「God Knows」、「Cat’s in the Well」に参加しており、「Handy Dandy」ではジミー・ヴォーンひとりがプレイしています。
2024年4月6日、ジミー・ヴォーンはテキサス州オースティンのムーディ・シアターで、ディランと9曲で演奏を共にしました。当時のギタリストだったボブ・ランシオは、ヴォーンが登場する時には必ずステージから外れていました。
ディランはこれから、10月17日にノルウェーのオスロから始まる大規模なヨーロッパ・ツアーまで、ツアー休止期間に入ります。ラージはその時期アメリカをツアー中で、少なくとも11月中旬までは渡欧できません。また、12月5日にニューヨーク州カトナーでの公演が予定されているため、彼は英ロンドンのロイヤル・フェスティヴァル・ホールで行われるディランの公演のうち、少なくとも2公演は欠席せざるを得ないことが既に判明しています(ディランが同ホールでライヴを行なうのは1964年以来のことで、今回は極めて歴史的なショウとなる見込み)。
10月
17 Oslo Spektrum Oslo, Norway
19 Scandinavium Gothenburg, Sweden
21 Forum Horsens Horsens, Denmark
23 GGW Arena Flensburg, Germany
25 ÖVB Arena Bremen, Germany
27 Mitsubishi Electric Hall Dusseldorf, Germany
29 Lotto Arena Antwerp, Belgium
30 Rockhal Esch-Sur-Alzette, Luxembourg
11月
1 Hallenstadion Zurich, Switzerland
2 Unipol Dome Milan, Italy
5 Palazzo dello Sport Rome, Italy
7 Unipol Arena Bologna, Italy
9 Arena Stožice Ljubljana, Slovenia
11 Wiener Stadthalle, Halle D Vienna, Austria
12 Wiener Stadthalle, Halle D Vienna, Austria
14 Salzburg Arena Salzburg, Austria
15 Olympiahalle Munich, Germany
17 Sick Arena Freiburg, Germany
20 Porsche Arena Stuttgart, Germany
22 Festhalle Frankfurt, Germany
25 BIC Windsor Hall Bournemouth, England
26 bp pulse Live Birmingham, England
27 Utilita Arena Sheffield, England
30 Opera House Blackpool, England
12月
1 Opera House Blackpool, England
3 Royal Festival Hall London, England
4 Royal Festival Hall London, England
5 Royal Festival Hall London, England
7 Royal Festival Hall London, England
8 Royal Festival Hall London, England
8月
8〜12 Jacob Collier's Hideaway Tuscany, Italy
19〜23 Sharon Lynne Wilson Center for the Arts Brookfield, WI
9月
11 Adelaide Festival Centre Adelaide, Australia
12 Theatre Royal Hobart, Australia
13 Melbourne Recital Centre Melbourne, Australia
14 Melbourne Recital Centre Melbourne, Australia
16 Street Theatre Canberra, Australia
17 City Recital Hall Sydney, Australia
18 Byron Theatre Byron Bay, Australia
19 The Old Museum Brisbane, Australia
26 Crossroads Guitar Festival Austin, TX
27 Crossroads Guitar Festival Austin, TX
10月
14 The Chan Centre for the Performing Arts Vancouver, BC
15 The Moore Theatre Seattle, WA
16 Newmark Theatre Portland, OR
18 Mondavi Center for the Performing Arts Davis, CA
19 Davies Symphony Hall San Francisco, CA
21 Bing Concert Hall Stanford, CA
22 Lobero Theatre Santa Barbara, CA
23 The Ford Los Angeles, CA
24 Epstein Family Amphitheater San Diego, CA
26 Lensic Performing Arts Center Santa Fe, NM
27 Musical Instrument Museum Theatre Phoenix, AZ
11月
6 Cahn Auditorium Evanston, IL
7 Michigan Theater Ann Arbor, MI
8 The Alluvion Traverse City, MI
8 The Alluvion Traverse City, MI
10 Fitzgerald Theater Saint Paul, MN
11 Boulder Theater Boulder, CO
12 Washington's Fort Collins, CO
14 The Commonwealth Room Salt Lake City, UT
12月
5 Caramoor Center for Music and the Arts Katonah, NY
※海外における公演の多くにおいては、オーディエンスによる携帯での撮影、そしてその画像・動画のアップロードがアーティスト側にプロモーションの一環として了承・推奨されている場合が多いため、MUSIC LIFE CLUBではそういった情報も掲載しています。
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ボブ・ディラン
『コンプリート武道館』4CDエディション
ボブ・ディラン
『アナザー武道館』
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・CD(2023/6/2)¥2,640(通常盤/特典なし)
・LP(2023/6/2)¥6,380【Amazon.co.jp限定】メガジャケ付
・LP(2023/6/2)¥6,380
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『流行歌集』
CD(2023/4/5)¥3,000
ボブ・ディラン
『断章~タイム・アウト・オブ・マインド・セッションズ:ブートレッグ・シリーズ第17集』(完全生産限定盤)
5CDs(2023/1/27)¥22,000
ボブ・ディラン
『断章~タイム・アウト・オブ・マインド・セッションズ:ブートレッグ・シリーズ第17集』(通常盤)
・2CDs(2023/1/27)¥4,180
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ボブ・ディラン
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・Amazon Music・MP3(SEP 26 1997)¥1,800
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