キンクス、再び兄弟が一緒にステージに立つ可能性は？

ザ・キンクスのレイ・デイヴィスと弟でバンド仲間だったデイヴ・デイヴィスとの不仲は有名ですが、ソロの新作を完成させたばかりのレイ・デイヴィスは、現在デイヴが一緒に演奏できるほど健康ではないことを明かしました。しかし73歳のレイは、もしもキンクスの再結成が実現したら、パブでのギグも厭わないそうです。

つい最近の『Uncut』誌とのインタビューで、レイは次のように語っています。

「デイヴがまだ元気になっていないから、キンクスが復活するかどうかはわからないけど、夢のある話だよね。でも、（ロンドンの）オーツー（Ｏ2）アリーナ（約２万人収容）での公演なんて考えないでくれよ。またデイヴと一緒に演奏できるなら、パブで十分さ。ビジネス感覚なんてゼロだから！ ま、そこがキンクスの魅力なんだよ。贅沢に興味がないからね」

昨年の夏、弟のデイヴは、レイとの関係が上手くいっていると明かしていました。

「俺たちは話もするし、上手くいってるよ。俺がロンドンに戻った時は、必ず会ってパブに行くし、アーセナルの話もする。そのうち音楽の話もするだろうね。誰かから今後の計画を訊かれた時は、“ありえないなんてことはない”って答えてるんだ。だから、まだ諦めちゃいないさ」