クラプトン、ウィンウッド、サンタナがハイドパークで公演

7月8日の日曜日、ロンドンのハイドパークで6万人の観客を集めたフェスティバル“British Summer Time”が開催され、メインのエリック・クラプトンの他、スティーヴ・ウィンウッドやカルロス・サンタナらが出演しました。そのうちの数曲を撮影したビデオが公開されています。

クラプトンとウィンウッドは、ブラインド・フェイスのメンバーとして、1969年6月7日にもハイドパークで公演を行っています。

今年の1月8日、クラプトンはイギリスのサリーで行われたチャリティ・コンサートにゲスト出演し、23日にはパリで公演。同公演では、1978年以来ライヴ演奏していなかった「The Core」を40年ぶりに披露。5月には、コネチカット州で行われたグリニッチ・タウン・パーティーで15曲を披露。今月初旬には、ドイツで2公演を行い、このハイドパーク公演は、クラプトンにとって、今年6度目のコンサートとなりました。

15曲のセットリストのうち、クラプトンは「Lay Down Sally」と「The Core」をマーシー・レヴィと共作していますが、この日何十年かぶりでレヴィがステージに登場し、クラプトンと共演しました。

また、クラプトンがデレク&ザ・ドミノスで初めて演奏した「Got to Get Better in a Little While」も4曲目に披露しています。

そんな中でも特に注目されたのは、クラプトンが椅子に座って演奏するアコースティック・セクションで、「Layla」や「Tears in Heaven」など、4曲を披露しました。

ウィンウッドは、スペンサー・デイヴィス・グループ、ブラインド・フェイス、トラフィック時代の曲など11曲を披露。1969年に行ったブラインド・フェイスのハイドパーク公演を引き合いに出し、次のように語りました。

「前回は今日ほど暑くなかったな。ま、49年も前の事だからね。あの時は無料だったと思うけど、ここにあのコンサートを見に来た人が何人いるんだろう」

ウィンウッドがクラプトンのステージにゲストで参加することはありませんでしたが、サンタナが最後に加わり、クラプトンのアンコール曲=ジョー・コッカーの「High Time We Went」を一緒にプレイしました。

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