シアトルが生んだモンスター・ロック・バンド、アリス・イン・チェインズ、約5年振りとなる最新作完成

1990年代にグランジのメッカ、シアトルから誕生したアリス・イン・チェインズは、グランジ勢とは異なるヘヴィでうねるようなグルーヴを持つサウンドで大人気を得ました。そんな彼らの、5年ぶり新作完成のニュースです。
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〈以下、メイカー・インフォメーションより〉

1987年にシアトルで結成し、1990年にデビューを果たして以降、そのダークなヘヴィ・グルーヴと独特なメロディ・ラインで90年代のアメリカン・ロック・シーンを席巻し、現在までに5枚のスタジオ・アルバムを発表、全世界でのアルバム・セールスは3,000万枚を超え、グラミー賞にも何度もノミネートを果たすモンスター・ロック・バンド、アリス・イン・チェインズ。

2枚の全米No. 1アルバム、6曲のTop 10シングル、5枚のNo. 1シングル、9度のグラミー賞ノミネート…、その彼らが持つ凄まじい記録はもちろんの事、メタル的な要素を強く打ち出した陰鬱なヘヴィ・グルーヴと退廃的なメロディ・ラインという唯一無二のサウンド・スタイルで全世界で圧倒的人気を誇るアーティストだ。

オリジナル・シンガーであるレイン・ステイリーと、オリジナル・ベーシストであるマイク・スターの死という悲しみを乗り越え、今なおそのスタイルをより研ぎ澄ませながら活動を続ける彼らが、前作より約5年振りとなる最新作『RAINIER FOG』を完成させた!困難な道を突き進みながら孤高の存在感を放ち続ける彼らのこの最新作は、タイトルにある通り、彼らに大きな影響を与えた地元シアトルという土地への敬意を表した作品になっているという(タイトルのRainierは、シアトルにあるレーニア山(Mt. Rainier)のことだ)。

「俺達が育った場所、俺達自身、そして今まで経験してきた栄光や悲劇…、生きてきた人生の総てにちょっとした敬意を表す作品さ」 ─ ジェリー・カントレル(g)

新たにウィリアム・デュヴァルをヴォーカリストに迎え、アリス・イン・チェインズ復活作として発表された2009年の『BLACK GIVES WAY TO BLUE』、そして2013年に発表した『THE DEVIL PUT DINOSAURS HERE』に続き、今作も名手ニック・ラスクリネスが3作連続でプロデュースを担当、エンジニアにも同じくポール・フィゲオラを起用し、ミックスにはクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジやトゥールなどを手掛けるジョー・バレシを迎えて制作されたこの最新作『RAINIER FOG』。常にファンの期待のはるか上を行くサウンドを届けてくれる彼らだが、今作でも期待以上のアリス・イン・チェインズ・サウンドを展開してくれている。

地元シアトルへの想いを表現するこの作品、実際のレコーディングも、実に20年振りに地元シアトルにあるStudio Xで行われている(1995年発表の『ALICE IN CHAINS』をレコーディングした同じスタジオ、当時はBad Animals)。その後、ナッシュビルにあるニック所有のスタジオでヴォーカルとリード・ギターを、そしてLAにあるHenson Recording Studiosにて残りのパートをレコーディングしていったという。

「前2枚のアルバムはLAでレコーディングした。でも今回は地元シアトルへ戻る時期だって感じたんだ。あの土地の水を飲み、空気を吸う。愛する家族もいるし、俺達の歴史も存在する場所なんだ。どの道も、俺達にとってはたくさんの思い出がある。美しい想い出や、クレイジーなのもあるね。シアトルは本当に特別な場所なんだ」 ─ マイク・アイネズ(b)

ショーン・ケニーのあの独特なドラムから生まれるヘヴィ・グルーヴ、地を這いながらそのグルーヴを増幅させていくマイク・アイネズのベース・ライン、ウィリアム・デュヴァルとジェリー・カントレルによる呪術的でありながら美しいメロディ・ラインを歌うヴォーカル・ワーク、そして何といっても今や生きる伝説とも言うべきジェリー・カントレルが生み出すヘヴィ・リフ・アプローチや圧巻のソングライティング…、その総てが高水準に融合し、アリス・イン・チェインズにしか成しえないスタイルをより研ぎ澄ませたこの最新作。

既に公開されている「The One You Know」や「So Far Under」といった、彼らの圧倒的な存在感に満ちた「音」が展開する新曲を聴けば、アルバムへの期待はいやがおうにも高まってくるだろう。また一つ、名盤と呼ぶべきアルバムを彼らは世界に提示するのだ…!


アリス・イン・チェインズ
『レーニア・フォグ』

HIT THE STREET ON 2018.08.24

★ 全世界同時発売 ★ 解説・歌詞・対訳付 ★

WPCR-18088
¥2,500 (ex. tax)

HTTP://ALICEINCHAINS.COM/
WMG.JP/ALICE-IN-CHAINS/

■収録楽曲

01. The One You Know / ザ・ワン・ユー・ノウ
02. Rainier Fog / レーニア・フォグ
03. Red Giant / レッド・ジャイアント
04. Fly / フライ
05. Drone / ドローン
06. Deaf Ears Blind Eyes / デフ・イアーズ・ブラインド・アイズ
07. Maybe     / メイビー
08. So Far Under / ソー・ファー・アンダー
09. Never Fade / ネヴァー・フェイド
10. All I Am / オール・アイ・アム

Produced by Nick Raskulinecz and Alice in Chains
Recorded by Paul “Fig” Figueroa at Studio X, Seattle, WA,
& Henson Studios, Los Angeles, CA, & Casa De Cantrell;
and Nathan Yarborough at Dark Horse Studios/Rock Falcon Studio, Franklin, TN
Additional recording by Steve Olmon
Additional pre-production at Synergy Studio, Seattle, WA
Mixed and additional recordings by Joe Barresi at JHOC, Pasadena, CA
Mastered by Dave Collins

“The One You Know,” “Rainier Fog,” “Deaf Ears Blind Eyes,” “Maybe” & “All I Am”
- Lyrics & Music by Jerry Cantrell / © 2018 Rooster’s Son Publishing (SESAC)
“Red Giant” & “Drone”
- Lyrics by Jerry Cantrell / Music by Jerry Cantrell, Mike Inez & Sean Kinney
© 2018 Rooster’s Son Publishing (SESAC) / Colonic Diatonic Music (ASCAP) / Great White Lion Snake Music (ASCAP)
“Fly” - Lyrics by Jerry Cantrell / Music by Jerry Cantrell & Sean Kinney
© 2018 Rooster’s Son Publishing (SESAC) / Great White Lion Snake Music (ASCAP)
“So Far Under” - Lyrics & Music by William Duvall / © 2018 Absolutes From Attack Music (ASCAP).
“Never Fade” - Lyrics by William Duvall & Jerry Cantrell / Music by Jerry Cantrell
© 2018 Rooster’s Son Publishing (SESAC) / Absolutes From Attack Music (ASCAP)

 

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