圧倒的なエクスペリエンスを再び。ジミ・ヘンドリックス『エレクトリック・レディランド』、50周年記念盤を11月に発売!!

これを待っていました。ジミヘン本人が希望していながら叶わなかった幻のジャケットでのリリースです。
______________

〈以下、メイカー・インフォメーションより〉


これは凄い!ジミ・ヘンドリックス『エレクトリック・レディランド』50周年記念盤が発売です!リマスター+未発表レアテイク+未発表ライヴ+BDにはドキュメンタリー映像とハイレゾそして5.1 サラウンドまで収録。完璧です。

 
ジャケがまた素晴らしい。NYセントラル・パークにある『不思議の国のアリス』像での前リンダ(・マッカートニー)・イーストマンが撮影。ジミ自身がアルバムのジャケットにと選んだものだったにもかかわらず、リプリーズの米国盤のジャケットでは内側になぜか白黒で印刷され。トラック・レコーズの英国盤にはまったく使用されず、代わりに例の裸の女性が見開きに19人並ぶ写真を使用。僕らにはお馴染みのジャケなんですけど、ジミ自身はこの写真をひどく忌み嫌ったのは有名な話。このたびリンダ・イーストマンの写真が史上初めてフル・カラーで、ジミ・ヘンドリックスの元々のヴィジョン通りに『エレクトリック・レディランド』のジャケットを飾ることになったわけです!

=================

不世出のギタリストであり、音楽家でもある、ジミ・ヘンドリックス。1968年に発表されたザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスの歴史的名盤『エレクトリック・レディランド』が50周年を迎え、3枚組CDにBlu-ray1枚を加えた計4枚組仕様の『エレクトリック・レディランド50周年記念盤』として、11月14日に日本発売される事が決定。

CD-Disc1、『Electric Ladyland』は、当時LP2枚組で発売されていたオリジナル・アルバム『エレクトリック・レディランド』をバーニー・グランドマンがオリジナルのアナログ・テープからリマスタリングを施し収録。

ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスの3作目のアルバム『エレクトリック・レディランド』のオリジナル盤は、1968年10月16日に発売、生前にリリースされたスタジオ・アルバムとしては最後の作品となり、全米アルバム・チャートの1位を獲得。ジミ・ヘンドリックスがプロデュースと監督を務めたこの作品は、今でも米国外で最も売上の多いジミ・ヘンドリックスのアルバムであり、ファースト・アルバム『アー・ユー・エクスペリエンスト?』を凌いでいる。

同作には当時、トラフィックのスティーヴ・ウィンウッド、クリス・ウッド、デイヴ・メイスン、ジェファーソン・エアプレインのジャック・キャサディ(「Voodoo Chile」のベースを担当)、そしてジミ・ヘンドリックスが後に自ら組んだバンド・オブ・ジプシーズのメンバー、バディ・マイルス(「Rainy Day, Dream Away」と「Still Raining, Still Dreaming」のドラムスを担当)など豪華ゲストプレイヤーが参加を果たしている。またシングルとして全米シングル・チャートのトップ20入りを果たした、ボブ・ディランの「見張塔からずっと(All Along the Watchtower)」のカヴァーなど、大半の曲でヘンドリックス自らベースも担当している。録音された解釈として、史上最高とみなされているこのカヴァー・ヴァージョンに関して、1995年にボブ・ディランは「他の人たちが見つけようと思いもしないようなものを、ジミはこの曲に見いだしたんだ。彼は空間の使い方によって、さらにいいものを作ったんじゃないかと思う」と明言している。ディランは1974年の時点で自身の曲を演奏するのにヘンドリックスのテンプレートを用い始めており、究極の形でリスペクトの念を表明していた。

CD-Disc2、『At Last...The Beginning: The Making of Electric Ladyland: The Early Takes』には、未発表デモ音源やスタジオでのアウトテイクを20曲収録。ヘンドリックスがティアック社製のオープンリール式テープ・マシンで1968年初めに録音した曲のアイデアのデモ、ニューヨークのサウンド・センターやレコード・プラントでの初期のセッション、「Angel Caterina」と「Little Miss Strange」の未発表ヴァージョンには、バディ・マイルスとスティーヴン・スティルスがゲスト参加。「Long Hot Summer Night」にはヘンドリックスとミッチ・ミッチェルがフィーチャーされており、アル・クーパーもピアノで参加。また、「At Last...The Beginning」は、のちに「...And The Gods Made Love」となった曲の初期のヴァージョンである。また1968年3月、マンハッタンのドレイク・ホテルに滞在中に録音されたジミのデモには、「Voodoo Chile」や「Gypsy Eyes」といった名曲の形成期の演奏や、クオリティが高かったにもかかわらずアルバムに収録されることのなかった「Angel」や「My Friend」などの楽曲の魅力的なスケッチが収録されている。

CD-Disc3、エクスペリエンス・ヘンドリックス傘下、ダガー・レコーズの公式ブートレッグ・シリーズの一環である『Jimi Hendrix Experience: Live At The Hollywood Bowl Sept. 14, 1968』は、アルバム『エレクトリック・レディランド』リリースの約1か月前に行われた、1968年9月14日のハリウッド・ボウルでの未発表ライヴ。最近発見された2トラックのサウンドボードからの録音音源12曲が収録されている。

同梱されるBlu-rayには、高い評価を博した長編ドキュメンタリー『At Last...The Beginning: The Making of Electric Ladyland』(日本語字幕付)と、オリジナル・アルバム『Electric Ladyland』の[非圧縮LPCMステレオ 24ビット/96k](Uncompressed LPCM Stereo 24b/96k)、[非圧縮 LPCM 5.1サラウンド 24ビット/96k](Uncompressed LPCM 5.1 Surround 24b/96k)、[DTS-HD マスターオーディオ 5.1 サラウンド24ビット/96k](DTS-HD Master Audio 5.1 Surround 24b/96k)が収録される。

ドキュメンタリーには、ヘンドリックスが生前制作した全作品のエンジニアを務め、死後の作品もほぼ全作単独または共同でプロデュースを手がけたエディ・クレイマーが『エレクトリック・レディランド』のオリジナル・アルバムのレコーディングに際し、ジミたちが用いた技術のプロセスを説明するのにオリジナルのマルチトラック・テープの一部を再生しながら説明し、エクスペリエンスのノエル・レディング、ミッチ・ミッチェル、バディ・マイルス、ジャック・キャサディ、スティーヴ・ウィンウッド、デイヴ・メイスンらが当時を振り返っている。

 
「『エレクトリック・レディランド』を5.1サラウンド・サウンドでミキシングすることをずっと夢見てきました」とエディ・クレイマーは語っている。

「ジミと私が1968年にやろうとしていた冒険心あふれるタイプの音には理想的な媒体のようにかねてから思ってきました。<Voodoo Child (Slight Return)>の最初のサラウンド・ミックスを完成させたときは、目に見える直感的な興奮を覚えました。掛け言葉になりますが、圧倒的なエクスペリエンス(経験)でしたよ。私たちはこの曲をサラウンド・テスト用に考えていました。音を聞いた瞬間、ジミと自分があの“とらえどころのない”音を見いだそうとしている自分たちの試みに笑いながら、ステレオ・アルバムをミキシングしていたときのことがフラッシュバックしましたよ」

『エレクトリック・レディランド50周年記念盤』に同梱されるブルーレイにはこれらの5.1サラウンド・サウンド・ミックスが収録される。ヘンドリックスの作品群にあるスタジオ・アルバムとしてはまったく初めてのこととなる。

 
The Jimi Hendrix Experience - Electric Ladyland 50th Anniversary Deluxe Edition teaser

Electric Ladyland 50th Anniversary Deluxe Edition with Eddie Kramer


ニューヨークのセントラル・パークにある『不思議の国のアリス (Alice in Wonderland)』像の前にバンド・メンバーと子供たちがいるという新しいジャケット写真は、リンダ(・マッカートニー)・イーストマンが撮影したもの。ジミ自身がアルバムのジャケット・イメージとして選んだ画像である。この写真はリプリーズ・レコーズから発売された米国盤のジャケットの内側に追いやられ、白黒で印刷されていた。トラック・レコーズからリリースされた英国盤にはまったく使用されず、代わりに裸の女性が見開きに19人並ぶ写真が使用された。ヘンドリックスがこの写真をひどく忌み嫌ったのは有名な話である。このたびリンダ・イーストマンの写真が史上初めてフル・カラーで、ジミ・ヘンドリックスの元々のヴィジョン通りに『エレクトリック・レディランド』のジャケットを飾ることになる。

 
上記4枚のディスクとジミの手書きの歌詞、アルバム・ジャケットの別案、当時の所属レーベルへの同作に関する指示や、エディ・クレイマー本人が撮影したレコーディング・セッションの未発表写真、音楽評論家のデヴィッド・フリック、プロデューサーのジョン・マクダーモットの英文ライナーなどが収録されたフル・カラーの48Pブックレットが『エレクトリック・レディランド50周年記念盤』に付属する。

 
また、輸入盤として同内容のLP6枚+Blu-ray 1枚のセットも11月9日に発売される。
 

【商品情報】

The Jimi Hendrix Experience
ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス

Electric Ladyland - 50th Anniversary Deluxe Edition
エレクトリック・レディランド 50周年記念盤

品番:SICP-5917~20
価格: ¥11,000+税
発売日:2018年11月14日(海外発売日2018年11月9日)
仕様:全生産限定盤 / 3CD+1Blu-ray(日本語字幕付) / 直輸入パッケージ仕様 / 歌詞・対訳・解説付

 収録曲

【CD-Disc1】

Electric Ladyland

1. ...And the Gods Made Love   
2. Have You Ever Been (To Electric Ladyland)   
3. Crosstown Traffic   
4. Voodoo Chile    
5. Little Miss Strange   
6. Long Hot Summer Night   
7. Come On (Let the Good Times Roll)   
8. Gypsy Eyes   
9. Burning of the Midnight Lamp   
10.Rainy Day, Dream Away   
11.1983...(A Merman I Should Turn to Be)   
12.Moon, Turn the Tides...Gently Gently Away   
13.Still Raining, Still Dreaming   
14.House Burning Down   
15.All Along the Watchtower   
16.Voodoo Child (Slight Return)

 
【CD-Disc2】

At Last...The Beginning: The Making of Electric Ladyland: The Early Takes

1. 1983...(A Merman I Should Turn to Be)  
2. Angel
3. Cherokee Mist
4. Hear My Train a Comin'    
5. Voodoo Chile
6. Gypsy Eyes    
7. Somewhere    
8. Long Hot Summer Night (Demo 1)   
9. Long Hot Summer Night (Demo 3)   
10.Long Hot Summer Night (Demo 4)   
11.Snowballs at My Window    
12.My Friend
13.At Last...The Beginning
14.Angel Caterina
15.Little Miss Strange    
16.Long Hot Summer Night (Take 1)   
17.Long Hot Summer Night (Take 14)   
18.Rainy Day,Dream Away    
19.Rainy Day Shuffle   
20.1983...(A Merman I Should Turn to Be)   


【CD-Disc3】

Jimi Hendrix Experience: Live At The Hollywood Bowl Sept. 14, 1968

1. Introduction  
2. Are You Experienced?
3. Voodoo Child (Slight Return)    
4. Red House   
5. Foxey Lady
6. Fire  
7. Hey Joe
8. Sunshine of Your Love
9. I Don't Live Today
10.Little Wing
11.Star Spangled Banner
12.Purple Haze   

 
【Blu-ray】

・長編ドキュメンタリー 『At Last…The Beginning: The Making of Electric Ladyland』

・アルバム『エレクトリック・レディランド』の[Uncompressed LPCM Stereo 24b/96k]

・アルバム『エレクトリック・レディランド』の[Uncompressed LPCM 5.1 Surround 24b/96k]

・アルバム『エレクトリック・レディランド』の[DTS-HD Master Audio 5.1 Surround 24b/96k]

を収録

 

【関連リンク】

海外アーティストページ

日本アーティストページ

 
【ミニ・バイオ】

1942年11月27日にアメリカ・シアトルで生まれた、不世出のギタリスト、ジミ・ヘンドリックス。1966年にロンドンへ渡り、ノエル・レディング(b)、ミッチ・ミッチェル(ds)とともにザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスを結成。第一弾シングル「ヘイ・ジョー」は全英6位を記録するという華々しいデビューを飾り、1967年作アルバム『アー・ユー・エクスペリエンスト?』は最高2位を記録、英国中が注目するロックスターとなったジミは、アメリカに凱旋帰国しモンタレー・ポップ・フェスティヴァルに出演を果たす。その後もエクスペリエンスとして『アクシス:ボールド・アズ・ラヴ』、『エレクトリック・レディランド』(全米1位)の計3作を発表し、1969年ウッドストック・フェスティバルではトリを務め伝説的なライヴを残した。1970年にはワイト島フェスティヴァルに参加。そのワイト島に出演してからおよそ3週後の9月18日、ロンドンのホテルで昏睡状態に陥り急死。享年27才。その短いキャリアながら、ギターという楽器の可能性を拡大しながら創造した作品の数々は、ロックとは何かを提示し、世代を越えて数多くのアーティストに影響を与え続けている。2003年のローリング・ストーン誌では<歴史上最も偉大なギタリスト>の第1位に選ばれるなど、最高のロックギタリストとして評価されている。

RELATED POSTS

関連記事

LATEST POSTS

最新記事

この記事についてのコメントコメントを投稿

この記事へのコメントはまだありません

ギター・スコア ジミ・ヘンドリックス[ワイド版]

ギター・スコア ジミ・ヘンドリックス[ワイド版]

3,024円
コピー&タブ譜 ジミ・ヘンドリックス・ソングブック[新装版]

コピー&タブ譜 ジミ・ヘンドリックス・ソングブック[新装版]

2,376円

ページトップ