バーブラ・ストライサンド、その心情がほとばしる最新作『Walls』を12月緊急発売!

数年前、「ロックに政治を持ち込むな」という主張が『フジロック』出演アーティストに対して、一部のロック・ファンから投げつけられました。しかし無論ロックは他の音楽以上に政治的/社会的主張を内包する音楽です。そして今のアメリカは、アーティストが現在の政治/社会に対してこれまで以上に強く声を上げています。しかも最近ではロックよりも保守色の強いカントリーやポピュラー・ミュージックの世界でも、その声は大きくなってきました。そんな中、テイラー・スウィフトに続いて、超大物=バーブラ・ストライサンドが、ニュー・アルバムで自らの考えをはっきりと表明しています。
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〈以下、メイカー・インフォメーションより〉

我々の生きる時代のみならず全ての時代に捧げる最新録音作は、錚々たるスターによる書き下ろし、そして情熱のこもった曲の数々を収録。

12月26日(輸入盤は11月2日)に発売を予定しているバーブラ・ストライサンドの最新アルバム『Walls』からの最新シングルは、バーブラ本人が書き下ろしの「嘘をつかないで!」だが、早くも解禁となった。バーブラ・ストライサンドにとって2005年以来となるオリジナル楽曲中心のアルバム『Walls』は、彼女の作品としては初めて社会的テーマをコンセプトとしている。その心に訴える作品内容の前触れのような「嘘をつかないで!」の並々ならぬ熱い思いを込めた歌を始めとして、バーブラ自身が生涯に渡って信条とし、語り続け、奮闘してきた理念と価値観を伝えるものとなった。

先行シングル、熱い思いを乗せた「嘘をつかないで!」を解禁

▼「嘘をつかないで!」の視聴はこちらから。



歌詞対訳はこちら

 
『Walls』の美しいメロディーと人々の考えや思いに訴えかける詩を綴った歌を通して、バーブラは自身が抱える未来への不安と希望のどちらをも探求する。アカデミー賞受賞歴のあるソングライターとしてバーブラ自身が共作しているオリジナル曲3曲の他、『Walls』には彼女にとって大事なテーマを探求する歌が収録されている。バーブラは数多いカバーが生まれている、ジョン・レノン作の「イマジン」とルイ・アームストロングの歌で知られる「この素晴らしき世界」をメドレーで披露し、そしてバカラック/デヴィッドのポップ・スタンダード「世界は愛を求めている」といった名作も取り上げ、新たな解釈を加えている。最後から2曲目にバーブラが歌う歌は実にタイムリーな「テイク・ケア・オブ・ディス・ハウス」という曲で、偉大なる作曲家であるレナード・バーンスタインと作詞家のアラン・ジェイ・ラーナーの共作曲である。

『Walls』に向けて最初に彼女が書いた曲である「ワッツ・オン・マイ・マインド」、そして「嘘をつかないで!」と「レイン・ウィル・フォール」はどれも彼女が信じて止まない核心問題に触れている。これまでシンガー、女優、映画監督、製作者、脚本家、作家、作曲家として数多くの記録を打ち立て、賞を受賞してきたバーブラだが、彼女の献身的な社会活動と慈善活動への深い関わり合いは常にエンタテインメントへの情熱に匹敵してきた。

バーブラの心揺さぶるテーマを支えるのは、彼女とプロデュースとアレンジを共同で行っているウォルター・アファナシェフ、ジョン・シャンクス、デヴィッド・フォスターのグラミー年間最優秀プロデューサー賞受賞者たちとソングライター殿堂入りを果たしているデズモンド・チャイルドらである。バーブラの狙いは作品を象徴するタイトル・トラックの「Walls」でも伝わってくる。バーブラの共作者として敬愛されるアラン&マリリン・バーグマンらが特別に本作のために歌詞を書き下ろしている。  

その類まれなキャリアを通して、バーブラは人間模様を探った歌をいくつも録音してきた。歌の解釈や表現においては抜きん出た存在の一人として認められてきたバーブラにとって、「嘘をつかないで!」を始めとする『Walls』に収録された歌の数々は、歌手そしてソングライターとして数々の賞を受賞してきた彼女のキャリアに輝かしい新たな足跡として残る事だろう。

1977年に彼女は時代を超える名曲「『スター誕生』の愛のテーマ」(エヴァーグリーン)を作曲したことでアカデミー賞作曲賞を受賞した初の女性となった。またこの曲でその後グラミー賞の最優秀オリジナル楽曲賞、そしてゴールデン・グローブ賞も受賞することになる。さらに、キャリアを通して彼女はその作曲の才能を象徴するように、映画作品の楽曲制作でしかるべき評価も得てきた。

バーブラは6ディケイド(10年ごとに通算6度)でアルバム1位を獲得した音楽史上唯一のアーティストである。これまで52枚のゴールド・アルバム、31枚のプラチナ・アルバム、そして13枚のマルチ・プラチナ・アルバムを録音してきた。音楽史上最も売れたアーティストのトップ10に唯一名を連ねている女性アーティストでもあるバーブラはアメリカのチャートで34枚をトップ10入りさせており、この大記録を達成した唯一の女性アーティストであり、その記録はフランク・シナトラと肩を並べる。また、ビルボード誌の歴史上最も1位を獲得した女性アーティストでもある。

アーティストとして達成した幾つもの功績で幅広く認められ、これまでアカデミー賞を2度、2度の特別賞を含むグラミー賞を10度、エミー賞を5度、ピーボディ賞を3度、そしてセシル・B=デミル賞を含むゴールデン・グローブ賞を11度受賞している。2015年には、バラク・オバマ大統領よりアメリカで文民に送られる最高位の勲章である大統領自由勲章を受章した。2000年にはクリントン大統領より全米芸術勲章とフランスのレジオンドヌール勲章を受賞している。

 

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<商品情報>

バーブラ・ストライサンド
『Walls』


2018年12月26日発売予定
●解説・歌詞・対訳付
●¥2,400+税

<収録曲>

01. ワッツ・オン・マイ・マインド
02. 嘘をつかないで!
03. イマジン/この素晴らしき世界
04. Walls
05. レディ・リバティ
06. 世界は愛を求めている
07. ベター・エンジェルズ
08. ラヴズ・ネヴァー・ロング
09. レイン・ウィル・フォール
10. テイク・ケア・オブ・ディス・ハウス
11. 幸せの日は再び

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