バーブラ・ストライサンドとポール・マッカートニーが歴史的競演「マイ・ヴァレンタイン」の舞台裏を語る!

バーブラ・ストライサンドとポール・マッカートニーが歴史的競演「マイ・ヴァレンタイン」の舞台裏を語る!夢のデュエット・アルバム『パートナーズII』日本盤7/23発売。
アメリカ最高のヴォーカリスト&アメリカのショービズ/エンターテインメント界の最高峰、バーブラ・ストライサンドが奇跡的、超豪華アーティスト達と夢の競演、唯一無二のデュエット・アルバム『パートナーズ II:ザ・シークレット・オブ・ライフ』に収録されている、バーブラ・ストライサンドとポール・マッカートニーが競演した「マイ・ヴァレンタイン」の舞台裏について二人が語る映像が公開された。
映像の全訳はこちら。
*バーブラ・ストライサンド:ポール・マッカートニー……「マイ・ヴァレンタイン」になんてぴったりのパートナーなんでしょう。ビートルズと私は同じ1963年にデビュー・アルバムを出したの。
*ポール・マッカートニー:初めてバーブラの歌を聴いたとき、僕たちはただただ「何て素晴らしいシンガーなんだ」って思ったよ。本当に美しい声がものすごく印象的だった。
*バーブラ:ポールはこの曲をソロ用に書いたけど、彼の歌詞にほんの少し手を加えて、デュエットにおあつらえ向きになったのよ。一緒にスタジオで過ごした時間はひたすら楽しかったわ。ポールは大雨の中到着してね。
*ジェイ・ランダース(プロデューサー):ポールが傘を差してスタジオにやってくると、開口一番「What if it rained? We didn’t care」と歌ったんだ。まさに「人生は芸術を模倣する」んだね。
*ポール:楽勝だと思っていたんだ。曲を書いたのは自分だからね。でもスタジオに入って、キー・チェンジや転調があることに気づいた。僕とバーブラにそれぞれのキーが必要だったんだ。
*ピーター・アッシャー(プロデューサー):人や物がごった返したスタジオの片隅で、ふたりは相談し合いながらパーフェクトなデュエットを作った。まさに達人同士だよ。
*ポール:最終的にはうまくいったけど、途中恐怖の瞬間が何度かあったことは否めないね。でもバーブラとの作業はとても楽しかったよ。
*バーブラ:彼の声の使い方といったら……本当に、ものすごい才能のソングライターよ。とても思い出深いセッションだった。「友だちの手をちょっと借りればやっていける」(With a little help from my friend)って本当なのね。それがポール卿(Sir Paul)だったらなおさら!
また、ポール・マッカートニーは自身の公式サイトでこうコメントしている。
「LAで彼女とセッションをしたんだけど、かなり緊張したね。セッションは3時間くらいだったと思うけど、友人のピーター・アッシャーがプロデュースしてくれたんだ。ソニーの敷地内にある、ハリウッドの古い映画スタジオのひとつで、40人編成の大編成のオーケストラと一緒にね。とても印象的だった。“バーブラ・ストライサンド・スコアリング・ステージ” だったから、頼むよ、プレッシャーになってしまうじゃないか!ってね」
「自分の曲だし、簡単だろうって思っていたんだ。でも忘れていたのは、バーブラのキーから僕のキーに入るようにアレンジされていたこと。だから、バーブラのキーから僕のキーに入るのはちょっと難しくて、自分がどのキーにいるのかわからないままスタートしなければならなかった。 僕のキーは低く、彼女のキーは高かった。全然簡単じゃなかったんだ」
「バーブラが僕の曲をやってくれるなら、それを後押ししなきゃと思った。彼女は本当に素晴らしかった。彼女がこんなにもクリエイティヴな才能に溢れているとは! セッションの様子を撮影していたんだけど、僕たちが中に入るとすぐに彼女はこう言ったんだ。『誰があんなところにカメラを置いたの? それはそこにあるべきじゃない、こっちに持ってきて。それとあのライトはどうしたの?……』ってね。僕は思わず『ワオ、君がディレクションしてるんだ!』って言っちゃったけど、すぐに思い出したよ。彼女が3本の大作映画を監督しているってね。彼女は実に優れたアイデアを持っているんだ」
「マイ・ヴァレンタイン」はポール・マッカートニーの2012年のアルバム『キス・オン・ザ・ボトム』に収録された、妻ナンシー・シェヴェルに捧げた愛のバラードで、その後の彼のライヴでは必ず演奏されている定番曲。ポールのオリジナル・ヴァージョンはピアノとエリック・クラプトンが弾くギターをメインにしたジャジーでシンプルなアレンジだったが、今回の競演作ではオーケストレーションを全面に打ち出した、ゴージャスで壮大なヴァージョンとなっている。ポールのヴォーカルもソロ作よりも全く異なるイメージになっており、バーブラが歌う箇所では歌詞を「She」から「He」に変え、ポールも「We」「both」などのフレーズを掛け合いで入れるなど、まさに伝説の2人の究極のデュエットとなっている。
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ポール・マッカートニー、ボブ・ディラン、スティング、ジェイムス・テイラー、シール、ジョシュ・グローバン、ティム・マグロウなどのレジェンド達から、ホージア、サム・スミス、レイヴェイ、そして、マライア・キャリーとアリアナ・グランデまで豪華アーティストが参加した『パートナーズ II:ザ・シークレット・オブ・ライフ』の日本盤の発売も7月23日(水)に決定。日本盤のみ高品質Blu-spec CD2、詳細な解説、歌詞、対訳を収録した日本版ブックレットが付随する。
ご予約はこちら。
第一弾シングルとして、ホージア(Hozier)と歌った、ロバータ・フラックの大ヒット曲のカヴァー「愛は面影の中に」(「The First Time Ever I Saw Your Face)」)のリリック・ビデオも公開されている。
●The First Time Ever I Saw Your Face with Hozier(Lyric Video)
愛は面影の中に with ホージア(リリック・ビデオ)
バーブラ・ストライサンドは歌手、俳優、映画監督、プロデューサー、脚本家、作家、ソングライターとしてマルチに活躍し、アカデミー賞、グラミー賞、エミー賞、トニー賞、ゴールデン・グローブ賞すべてを獲得。米ショウビズ界のグランドスラム “EGOT“(「Emmy」「Grammy」「Oscar」「Tony」と4つ全て受賞した者への称号)アーティストであり、更に「Peabody Award」を受賞しており“PEGOT” と呼ばれる歴代3人のうちの一人(更に「Golden Globe」受賞しているので “PEGOT+G” ということで6冠達成している)。1960年代~2010年代までの6ディケイド(10年単位の期間)の全てで全米No.1アルバムを獲得した唯一のアーティストであり、今作で2020年代初の全米1位を期待されている。もし獲得すると「7ディケイドで全米No.1獲得」という70年に渡る大記録となる。また、「女性アーティスト史上最多全米No.1獲得アルバム」では、テイラー・スウィフトの14作に次ぐ11作で史上2位の記録となっている。
【プロダクツ概要】
●バーブラ・ストライサンド
『パートナーズ II : ザ・シークレット・オブ・ライフ』
Barbra Streisand/The Secret Of Life:Partners, Volume Two
2025年7月23日発売 SICP-31779 日本盤高品質BSCD2 2,970円(税込)

バーブラ・ストライサンド
『The Secret Of Life:Partners, Volume 2』
Amazon Music(JUN 27 2025)
愛は面影の中に with ホージア
2. My Valentine with Paul McCartney
マイ・ヴァレンタイン with ポール・マッカートニー
3. To Lose You Again with Sam Smith
トゥ・ルーズ・ユー・アゲイン with サム・スミス
4. The Very Thought Of You with Bob Dylan
君を想いて with ボブ・ディラン
5. Letter To My 13 Year Old Self with Laufey
レター・トゥ・マイ・13イヤー・オールド・セルフ with レイヴェイ
6. One Heart, One Voice with Mariah Carey & Ariana Grande
ワン・ハート、ワン・ヴォイス with マライア・キャリー&アリアナ・グランデ
7. I Love Us with Tim McGraw
アイ・ラヴ・アス with ティム・マグロウ
8. Secret O’ Life with James Taylor
人生の秘密 with ジェイムス・テイラー
9. Fragile with Sting
フラジャイル with スティング
10. Where Do I Go From You? with Josh Groban
ホエア・ドゥ・アイ・ゴー・フロム・ユー? with ジョシュ・グローバン
11. Love Will Survive with Seal
ラヴ・ウィル・サヴァイヴ with シール
【バーブラ・ストライサンド バイオグラフィー】
歌手、俳優、映画監督、プロデューサー、脚本家、作家、ソングライターとして活躍するバーブラ・ストライサンドは、アカデミー賞2回、エミー賞5回、グラミー賞10回(レジェンド賞と生涯功労賞を含む)、トニー賞1回、ゴールデン・グローブ賞1回(セシル・B・デミル賞を含む)、ピーボディ賞3回、さらには1994年のテレビ特番『バーブラ:ザ・コンサート』では全米監督協会賞を受賞。『愛のイエントル(Yentl)』ではメジャー映画で女性として初めて監督、プロデュース、脚本、主演をこなし、ゴールデン・グローブ賞の最優秀監督賞を女性として初めて受賞した。同様に、アカデミー賞でも「スター誕生の愛のテーマ(Evergreen[Love Theme from A Star Is Born])」で女性作曲家として初めて最優秀歌曲賞を受賞。アメリカン・フィルム・インスティテュートの生涯功労賞やケネディ・センター名誉賞も受賞。クリントン大統領から国民芸術勲章、オバマ大統領から大統領自由勲章を授与。フランスのレジオンドヌール勲章を受章。
ジェンダー平等、人権、選挙権から環境保全、核拡散問題に至るまで慈善活動を展開。生涯を通じて自身の信念を情熱的に提唱する“ストライサンド・ファウンデーション”を設立。シダーズ・サイナイ(Cedars-Sinai)メディカル・センターには “バーブラ・ストライサンド・ウィメンズ・ハート・センター” を設立し、女性の心臓疾患への関心を高めている。最近ではUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)に公的領域における真実、気候変動の影響、男女間の親密度と力関係のダイナミクス、アートが文化に与える影響といった、現代の重要な問題の分析を行なう機関、 “バーブラ・ストライサンド・インスティテュート” を寄贈した。
●詳細なバイオグラフィー、ディスコグラフィーはこちら。


バーブラ・ストライサンド
『パートナーズ』(Deluxe)
Amazon Music(SEP 16 2014)

バーブラ・ストライサンド
『Duets』
Amazon Music(NOV 26 2002)

バーブラ・ストライサンド
「Love Will Survive(from The Tattooist of Auschwitz)」
Amazon Music(APR 25 2024)

バーブラ・ストライサンド
『リリース・ミー 2』
・Amazon Music(AUG 06 2021)
・Amazon(2021/8/25)¥2,860[CD]

バーブラ・ストライサンド
『リリース・ミー 』
・Amazon Music(SEP 25 2012)
・Amazon(2012/11/21)¥2,166[CD]

商品情報
バーブラ・ストライサンド
『ジ・エッセンシャル・バーブラ・ストライサンド』
・Amazon Music(JAN 29 2002)
・Amazon(2002/6/5)¥3,193[CD]
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