ボブ・ディランが初めてジェイムス・ブラウンの曲をカヴァー

今年の夏に30周年を迎えた〈ネヴァー・エンディング・ツアー〉を続行中のボブ・ディランが、11月7日にジョージア州オーガスタで公演を行い、この地でキャリアをスタートさせた故ジェイムス・ブラウンにちなみ、ショウの最後にブラウンのカヴァー曲「It’s A Man’s Man’s Man’s World」を初めて披露しました。
ファンが撮影した映像が公開されています。

ここ数年、ディランはアルバムに収録した多くのカヴァー曲をセットリストに入れていますが、今年のショウでは、毎回「Ballad of a Thin Man（やせっぽちのバラッド）」もしくは「Blowin’ In The Wind（風に吹かれて）」を最後に演奏しており、ジェイムス・ブラウンの曲でショウを締めくくったのはサプライズでしたが、その2日前にも、ヘンリー・マンシーニの「ムーン・リヴァー」をショウの最後に演奏していました。

今年のツアーは12月3日まで続きますが、そのうち7公演はニューヨークのビーコン・シアターで行われるため、ニューヨークにちなんだカヴァー曲が演奏されるかもしれません。