ジョン・レノンの殺人犯、マーク・チャップマン聴聞会の議事録が公開される
1980年にジョン・レノンを殺害し、無期の禁固刑を宣告されているマーク・チャップマンが、今年8月に10回目の仮釈放を申請したものの再び却下されましたが、その聴聞会での議事録が11月15日に公開されました。
『Associated Press』によると、チャップマンは次のように語ったと言います。
「30年前の私は、“自分を恥じている”と口に出して言うことが出来ませんでした。でも今では恥がどういうものかわかっています。それは、自分の顔を覆いたくなるほどのもので、(その罪を許してもらえるなら)もう欲しいものなど何もないと思うほどの気持ちです」
またチャップマンは、犯行当日にレノンから『ダブル・ファンタジー』のアルバムにサインしてもらうほど、自分にとってのレノンが〈とてつもない存在〉で、レノンを殺すべきかどうかを自問したと語りました。
「私は度を越えてしまったのです。“もうアルバムにサインもしてもらったし、家へ帰ろう”と思ったのを覚えていますが、そのまますんなり帰宅する訳にはいかなかったのです」
チャップマンによると、レノンを殺害した主な理由は、レノンを憎んでいたからではなく、自分が有名になりたかったからとのことですが、殺傷能力の高いホローポイント弾を使おうと決めたのは、レノンを確実に殺すためであり、引き金を引いた直後、レノンが苦しまずに死んだかどうか気になったとも語っていたそうです。
ニューヨークの仮釈放委員会はチャップマンに対し、次のように述べています。
「悪名を得る以外に何の理由もなく、あなたが世界的に有名な人物の殺害を念入りに計画し、実行したのは明らかです。一人の人間の命は何よりも尊く、彼の家族や友人を含め多くの人々に苦痛を与えるにもかかわらず、世界的に有名であるだけでなく、何百万人もの人々に愛されていた人物を殺害し、生命の尊厳と人々の苦痛を無情にも無視したのは事実です」
『Associated Press』によると、チャップマンは次のように語ったと言います。
「30年前の私は、“自分を恥じている”と口に出して言うことが出来ませんでした。でも今では恥がどういうものかわかっています。それは、自分の顔を覆いたくなるほどのもので、(その罪を許してもらえるなら)もう欲しいものなど何もないと思うほどの気持ちです」
またチャップマンは、犯行当日にレノンから『ダブル・ファンタジー』のアルバムにサインしてもらうほど、自分にとってのレノンが〈とてつもない存在〉で、レノンを殺すべきかどうかを自問したと語りました。
「私は度を越えてしまったのです。“もうアルバムにサインもしてもらったし、家へ帰ろう”と思ったのを覚えていますが、そのまますんなり帰宅する訳にはいかなかったのです」
チャップマンによると、レノンを殺害した主な理由は、レノンを憎んでいたからではなく、自分が有名になりたかったからとのことですが、殺傷能力の高いホローポイント弾を使おうと決めたのは、レノンを確実に殺すためであり、引き金を引いた直後、レノンが苦しまずに死んだかどうか気になったとも語っていたそうです。
ニューヨークの仮釈放委員会はチャップマンに対し、次のように述べています。
「悪名を得る以外に何の理由もなく、あなたが世界的に有名な人物の殺害を念入りに計画し、実行したのは明らかです。一人の人間の命は何よりも尊く、彼の家族や友人を含め多くの人々に苦痛を与えるにもかかわらず、世界的に有名であるだけでなく、何百万人もの人々に愛されていた人物を殺害し、生命の尊厳と人々の苦痛を無情にも無視したのは事実です」
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