ビートルズのブッキング・マネージャーだったジョー・フラナリーが87歳で死去

1962年から1963年にかけて、ビートルズのブッキング・マネージャーを務め、「シークレット・ビートル」と呼ばれていたジョー・フラナリーが、リヴァプール郊外の自宅で3月28日に亡くなりました。享年87。死因は発表されていません。

フラナリーは、ビートルズのマネージャーだったブライアン・エプスタインの幼馴染で、2013年に出版した自叙伝『Standing in the Wings: The Beatles, Brian Epstein and Me』には、親友だったエプスタインとの思い出が綴られ、「初期のビートルズは、ブライアンよりも僕と過ごす時間の方が長く、とてもエキサイティングな時間だった」とも語っています。

また、フラナリーのアパートで寝てしまったビートルズのメンバーを自宅に送り届けたこと、ジョージ・ハリスンに運転を教えたことなども語っていました。

フラナリーの訃報を受け、リヴァプールのキャヴァーン・クラブは、次のようにツイートしています。

「ジョー・フラナリーの訃報を聞き、悲しみに暮れています。彼は、ブライアン・エプステインの生涯の友で仕事仲間であり、キャヴァーン・クラブの友人でもありました。キャヴァーン・クラブの全員を含め、ビートルウイークで彼と会った誰もが、心から彼と会えなくなった事を寂しく思うことでしょう。心からお悔やみを申し上げます」

ご冥福をお祈りします。