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元クオリーメン、レン・ギャリー他界。ポール・マッカトニーが追悼メッセージを寄せる
3月2日、かつてジョン・レノンとポール・マッカートニーと共に、ザ・ビートルズの前身となったバンド、ザ・クオリーメン(The Quarrymen)でプレイしたレン・ギャリー(Len Garry)が死去しました。享年84。直接の死因は肺炎とのことです。彼の娘のジェーン・ギャリーが、ソーシャル・メディアでこのニュースを公表しています。
「私の父レン・ギャリーが本日未明に自宅で亡くなりました。担当医から、持ってあと数時間だと告げられた時、私は開口一番『家に帰してあげなきゃ』と言い、医師からも許可が出ました。私は救急車に同乗して、彼を家に連れて帰りました。私の母と姉、義理の兄と私で父のベッドを囲み、手を握りながら話しかけ、私たちがどれほど彼を愛しているか、どれほど彼のことを誇りに思っているかを伝えながら、最期の時を過ごし、息を引き取るまで見守りました」
「パパ、愛しています、そしてこれから残りの人生あなたがいないと思うと、寂しい気持ちは募るばかりです、」ギャリーは続けました。「今の私の気持ちは打ちひしがれているなどという言葉ではとても表現し切れません。父は神様を信じていましたから、私たちは彼が今は天国にいると信じています」
「私の父レン・ギャリーが本日未明に自宅で亡くなりました。担当医から、持ってあと数時間だと告げられた時、私は開口一番『家に帰してあげなきゃ』と言い、医師からも許可が出ました。私は救急車に同乗して、彼を家に連れて帰りました。私の母と姉、義理の兄と私で父のベッドを囲み、手を握りながら話しかけ、私たちがどれほど彼を愛しているか、どれほど彼のことを誇りに思っているかを伝えながら、最期の時を過ごし、息を引き取るまで見守りました」
「パパ、愛しています、そしてこれから残りの人生あなたがいないと思うと、寂しい気持ちは募るばかりです、」ギャリーは続けました。「今の私の気持ちは打ちひしがれているなどという言葉ではとても表現し切れません。父は神様を信じていましたから、私たちは彼が今は天国にいると信じています」
1942年1月6日、イングランドのリヴァプールに生まれたギャリーは、1953年にリヴァプール・インスティテュート・ハイ・スクール・フォー・ボーイズに入学し、共にドイツ語の授業を取っていたマッカートニーと知り合いました。マッカートニーとギャリーは学生時代に一緒に音楽を作り始め、ジョン・レノン、コリン・ハントン、ロッド・デイヴィス、ピート・ショットン、そしてエリック・グリフィスといったメンバーで構成されていたザ・クオリーメンの第一期のレギュラー・ラインナップに。マッカートニーが加入した1957年にはレノンは既にバンドのメンバーで、それが二人の初めての出逢いだったのです(ただし、出会いやグループ加入年などは資料によって異なり諸説あり)。ジョージ・ハリスンも後にベーシストとしてグループに加わり、その後何度となくラインナップとバンド名の変更を重ねた末に、彼らはザ・ビートルズとなったのです。
ギャリーは1957年、ザ・クオリーメンにとって結成以来初めてのブッキングとなったリヴァプールのキャヴァーン・クラブでのショウや、マッカートニーがレノンと出逢った1957年7月6日のセント・ピーターズ・チャーチでの歴史的なショウなど、数々の重要なショウに参加していました。彼が結核性髄膜炎に罹患したことを理由にバンドを脱退したのは1958年8月のことで、彼はそのために7か月間の入院生活を余儀なくされました。
ザ・クオリーメンでの短い活動を終えた後、ギャリーはリヴァプールの設計事務所で仕事を得、結婚しました。家族と共にサマセット州チャードに移ってから、彼はアメリカでシンガーのパット・ブーンが始めたロック・ゴスペル・ミュージカル・ツアー『Come Together』でリード・シンガーを務めたこともあったそうです。
ギャリーは自身の青春だったザ・クオリーメン時代を振り返る回顧録『John, Paul & Me:Before the Beatles』を1997年に出版しています。
そしてこの訃報を受けて3月4日、ポール・マッカートニーが「親愛なる昔の仲間」であり元バンドメイトに対し、自身のSNSにザ・クオリーメン時代の写真と追悼文を投稿しました。
彼のインスタグラムにアップされたモノクロ写真は、ザ・クオリーメンのオリジナル・メンバーたちとのことで、キャプションにはこう添えられています。「僕のザ・クオリーメン時代の親愛なる昔の仲間、レン・ギャリーがこの世を去った。彼は愛すべき人物で、見送ることになってしまったのは悲しいけれど、多くの愉快な時間を共有できて嬉しかった。どうか穏やかに休んでおくれ、レン。ポールより、愛をこめて」
ギャリーは1957年、ザ・クオリーメンにとって結成以来初めてのブッキングとなったリヴァプールのキャヴァーン・クラブでのショウや、マッカートニーがレノンと出逢った1957年7月6日のセント・ピーターズ・チャーチでの歴史的なショウなど、数々の重要なショウに参加していました。彼が結核性髄膜炎に罹患したことを理由にバンドを脱退したのは1958年8月のことで、彼はそのために7か月間の入院生活を余儀なくされました。
ザ・クオリーメンでの短い活動を終えた後、ギャリーはリヴァプールの設計事務所で仕事を得、結婚しました。家族と共にサマセット州チャードに移ってから、彼はアメリカでシンガーのパット・ブーンが始めたロック・ゴスペル・ミュージカル・ツアー『Come Together』でリード・シンガーを務めたこともあったそうです。
ギャリーは自身の青春だったザ・クオリーメン時代を振り返る回顧録『John, Paul & Me:Before the Beatles』を1997年に出版しています。
そしてこの訃報を受けて3月4日、ポール・マッカートニーが「親愛なる昔の仲間」であり元バンドメイトに対し、自身のSNSにザ・クオリーメン時代の写真と追悼文を投稿しました。
彼のインスタグラムにアップされたモノクロ写真は、ザ・クオリーメンのオリジナル・メンバーたちとのことで、キャプションにはこう添えられています。「僕のザ・クオリーメン時代の親愛なる昔の仲間、レン・ギャリーがこの世を去った。彼は愛すべき人物で、見送ることになってしまったのは悲しいけれど、多くの愉快な時間を共有できて嬉しかった。どうか穏やかに休んでおくれ、レン。ポールより、愛をこめて」
更に、ザ・クオリーメンのソーシャル・メディアにも追悼コメント(本ページ冒頭の埋め込み投稿)が掲載されています。「彼は我々からも、世界中のビートルズ・ファンからも大いに惜しまれることでしょう。この辛い時に、我々の思いはレンのご家族と友人たちと共にあります」
安らかなる眠りをお祈りいたします。
安らかなる眠りをお祈りいたします。
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●編集部追記
なおクオリーメンはメンバー交代をへて1960年に発展的にザ・ビートルズとなり、グループとしては消滅。しかし事あるごとに一時的再結成を繰り返しながら、1997年にかつての在籍メンバーを中心に再結成し、本格的な活動へ。4枚のCDをリリースして2003年には来日公演も実現、その際にはレン・ギャリーも来日しています。
ザ・クオリーメン
『Songs We Remember』
(BMGファンハウス:2004年)
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桑原亘之介[著] 藤本国彦[監修]
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