カーリー・サイモンが故ジャクリーン・ケネディとの友情を綴った回想録を出版

米シンガー・ソングライターのカーリー・サイモン（73歳）が、1994年に他界したジャクリーン・ケネディ・オナシス（ケネディ元大統領夫人）との友情を綴った回想録『Touched by the Sun」を10月22日に出版します。

あるパーティーで知り合ったサイモンとオナシスは、全く違う世界に住みながらもお互いに共通点を見出し、オナシスが1994年に64歳で他界するまで友人関係が続いていたといいます。オナシスは子供を護る母親としての姿と、悪戯好きでお茶目な友達としての両面を備え、サイモンが80年代と90年代に執筆した子供向けの本の編集にも携わっていました。

ニューヨーク生まれのカーリー・サイモンは、父親が大手出版社サイモン&シュスターの創業者であったことから、何十年にもわたり音楽業界のみならず、様々な有名人と交流がありました。音楽の世界では、1973年に同じくシンガー・ソングライターのジェームス・テイラーと結婚し２児をもうけますが、1983年に離婚。ちなみに2003年にアルバム・デビューしたベン・テイラーはサイモンとテイラーの間に生まれた実子です。

ミック・ジャガーがバック・ヴォーカルで参加した1972年の大ヒット曲「You’re So Vain（うつろな愛）」では、俳優のウォーレン・ベイティについて歌っていたことが後になって明かされています。