ロビー・ロバートソンとザ・バンドを描いた新たなドキュメンタリーが秋に公開

2016年にロビー・ロバートソンが出版した自叙伝『Testimony(ザ・バンドの青春)』(邦訳:DUブックス)に基づくドキュメンタリー映画『Once Were Brothers: Robbie Robertson and The Band』が、今年の秋に劇場公開されます。

1943年生まれのロビー・ロバートソン(75歳)は、ザ・バンドのリーダー的存在だったギタリスト/シンガー/ソングライターで、1958年にロニー・ホーキンスのバックバンドだったザ・ホークスに加入。ザ・ホークスは1965年にボブ・ディランのバックバンドになり、ロバートソンは、1966年のディランのワールド・ツアーでギタリストを務め、ディランのアルバム『ブロンド・オン・ブロンド』のレコーディングにも参加しています。

1968年にザ・ホークスからザ・バンドに改名し、1969年には〈ウッドストック〉に出演。ロバートソンがメンバーだったザ・バンドは、1976年のラスト・コンサートで幕を閉じますが、このコンサートにはディランやホーキンス、ニール・ヤング、ジョニ・ミッチェル、マディ・ウォーターズ、ヴァン・モリソン、リンゴ・スター、エリック・クラプトン、ニール・ダイアモンドなど錚々たるミュージシャンが多数ゲスト出演し、マーティン・スコセッシ監督のドキュメンタリー映画『ラスト・ワルツ』として歴史に残されています。

今回のドキュメンタリーでもマーティン・スコセッシが製作責任者を務め、ロバートソンの青春時代とザ・バンドの結成から解散までのストーリーが描かれているそうです。

また、過去のお宝映像や、ブルース・スプリングスティーン、エリック・クラプトン、ヴァン・モリソン、タジ・マハール、ピーター・ガブリエル、デヴィッド・ゲフィン、ロニー・ホーキンス、マーティン・スコセッシといったロバートソンの友人やコラボレーターとのインタヴューが収録されています。

来年初旬には、カナダのCraveでオンデマンド配信される予定。

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