リッチー・フューレイがクラウドソーシングでコンサート映画とドキュメンタリーを計画中

60年代にバッファロー・スプリングフィールドやポコを結成し、70年代のウェストコースト・ロック界で活躍した米シンガー/ソングライターのリッチー・フューレイ(75歳)が、クラウドソーシングでキャンペーンを行い、コンサート映画とそのオーディオ・リリース、およびドキュメンタリー映画の制作を計画しています。

コンサート映画『DeLIVErin’』は、フューレイがポコの結成50周年を記念し、2018年11月16日にウェスト・ハリウッドの〈ザ・トルバドール〉で行ったライヴ映像を収録、元ポコのバンド仲間で現イーグルスのベーシスト、ティモシー・B・シュミットが、ポコの曲で共演しています。

この日のファースト・セットでは、バッファロー・スプリングフィールドの「Go and Say Goodbye」「On the Way Home」やソロ曲を披露し、セカンド・セットでは、シュミットとポコ1971年のアルバム『Deliverin’』を全曲演奏、アンコールでもポコの「A Good Feelin’ To Know」をコラボしました。

7月30日に終了する〈Kickstarter〉キャンペーンでは、30ドル(約3,240円)の寄付で上記コンサートを収録した2枚組CD、65ドル(約7,020円)で2枚組CD+記念Tシャツ、525ドル(約56,700円)でフューレイのサイン入りアコースティック・ギターが手に入る他、1万ドル(約108万円)を寄付すると30名が参加できるプライベート・コンサートを開いてくれるそう。

また、フューレイの人生を描いたドキュメンタリー映画も進行中で、クラウドファンディングのプラットフォーム〈GoFundMe〉でファンの協力を募っています。こちらも上記の映画同様に、フューレイのマネージャー、デヴィッド・ストーンと友人のデニー・クレインが制作に携わり、映画監督のキャメロン・クロウがフューレイのインタヴューを手掛け、映画のトレーラーではナレーターも務めています。

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