ロバート・プラント出演のブライアン・ジョンソンTVシリーズ『Life On The Road』トレーラー映像公開

AC/DCのブライアン・ジョンソン(71歳)がホスト役を務めるTVシリーズ『Brian Johnson : A Life On The Road』が、9月15日(日曜日)の午後9時からアメリカのAXS TVで放送されることになり、9月22日放送のエピソードにロバート・プラントが出演。そのトレーラー映像が公開されています。
 
このエピソードでは、ジョンソンが北ウェールズのプラントを訪ね、プラントがアルバム『Led Zeppelin II』のレコーディング後に移り住み、『Led Zeppelin III』の作曲を始めたという場所でインタヴューを行なっています。
 
プラントはツェッペリンの創設期を振り返り、次のように語っています。

「クリームやグレイトフル・デッドの白人ブルースが始まって、ジェファーソン・エアプレインの素晴らしいウェスト・コースト・ロックがあった。サブカルチャーが発展して、俺たちもそこに属してはいたけど、俺たちには社会的声明なんてなかった。その意味では空想家ではなかったけど、まだ若かったから、あの巨大なエネルギーのムーヴメントの一部だったね」
 
「俺たち全員にとって、4人のメンバーがいたって事は思いがけない幸運だった。要するに、俺とボンゾはよく一緒に演奏していた。ジミーとジョンはいろんなバンドにいたけど、彼らはセッション・ミュージシャンで金回りがよかったし、当時はかなりホットな存在だった。でも、俺とボンゾにはそんな事はどうでもよくて、俺たちはまともな食事がしたかっただけなんだ」
 
本来この番組は、2017年にイギリスの Sky Arts で放送されたもので、ブライアン・ジョンソンが、自身の友人でヒーローでもあるクラシック・ロックのレジェンドたちを訪ね、ツアーにまつわる貴重なストーリーなどを聞き出すというもの。アメリカでは、2シーズンで合計12回のエピソードが放送される予定になっており、9月29日放送のエピソードでは、ザ・フーのロジャー・ダルトリーが出演、かつてのフーがツアー中にホテルの部屋を破壊した話や、悪評高きキース・ムーン21歳のバースデーなどについて語っているそうです。
 
シーズン1では、9月15日に放送されたスティング、次回のロバート・プラント、ロジャー・ダルトリーに続き、デフ・レパードのジョー・エリオット、メタリカのラーズ・ウルリッヒ、ピンク・フロイドのニック・メイスンがその後のエピソードに出演し、メイスンはクラシック・カーのコレクションや、貧しかった初期のバンド時代について語っているとのこと。
 
またシーズン2のエピソードには、ビリー・ジョエル、ジョー・ウォルシュ、ドリー・パートン、マーク・ノップラー、ポール・ロジャース、ミック・フリートウッドが出演します。

『Brian Johnson : A Life On The Road』、シリーズ全体のトレーラー

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