フォリナーのルー・グラム、健康問題のためリユニオン・ツアーを辞退

フォリナーのオリジナル・リード・シンガー、ルー・グラム（69歳）が、10月3日からスタートするフォリナーのリユニオン・ツアー「Double Vision: Then & Now」を辞退すると発表しました。
 
グラムは、他のオリジナル・メンバーらと共に現ラインナップのフォリナーに加わり、ツアーに参加する予定でしたが、バンドはフォリナーのフェイスブックで次のように発表しています。

「ルー・グラムは、重度の呼吸器感染および脱水症状と疲労のため、先週ニューヨークのユニティ病院に入院しました。フォリナーの “Double Vision : Then & Now” ツアーと、アジアでの公演に出演することを望んでいましたが、残念ながら、これらのショウに出演することは不可能だと、主治医から宣告されてしまいました」
 
また、グラムも次のように綴っています。

「ショウに出演できなくなり非常にガッカリしていますが、主治医から、無理をして出演すると大変なことになる、と言われてしまいましたので、指示に従いツアーを辞退します。Rock on!」
 
今回のツアーは、グラム不参加のまま続行しますが、チケットの払い戻しも可能になるということです。

なお、9月25日のMLCニュースでもお伝えしたように、「Double Vision : Then & Now」は、新旧のラインナップが2017年に行なった公演を収録したコンサート映画とアルバムのタイトルでもあり、同作は11月15日発売が予定されています。
 
またフォリナーは、2020年にラスベガスでのレジデンシー公演も予定されています。（8月2日MLCニュース参照）