故ウォルター・ベッカーのギターやアンプが総額330万ドルで落札
7月17日のMLCニュースでお伝えしたように、スティーリー・ダンのギタリスト/ベーシストだった故ウォルター・ベッカーのギターやアンプなどがオークションに出品され、当初予想されていた総額100~200万ドルを上回る330万ドル(約3億5,760万円)を売り上げました。
このオークションは、10月18日と19日の二日間にわたり、ビヴァリーヒルズのジュリアンズ・オークションで開催され、600本のギターと400台のアンプに加え、レコーディング・ギアやエフェクト・ペダルなども出品されており、ジュリアンズ・オークション17年の歴史において、最多の品揃えになったそう。
サウンドとギターに取り付かれていたというベッカーは、ニューヨークとハワイの倉庫だけでなく、ニューヨークの自宅アパートにも多数のギターとアンプを保管していたといいます。
中でも、アルバム『Aja(彩:エイジャ)』のライナーノーツに写っている1957年製フェンダー・デュオ・ソニック・ギターが$57,600(約620万円)、ベッカーが自宅で使用していたペダル・ボードが$32,000(約350万円)、1996年のツアーで使用していた “Josie” と名付けられた赤のサドウスキー・テレキャスター・タイプのギターが$25,600(約280万円)で落札され、ハワイの風景が描かれた1930年製ブルーノ・アコースティック・ギターは、推定落札価格の$200〜400を大きく上回り、$28,125(約300万円)で落札されたということです。
このオークションは、10月18日と19日の二日間にわたり、ビヴァリーヒルズのジュリアンズ・オークションで開催され、600本のギターと400台のアンプに加え、レコーディング・ギアやエフェクト・ペダルなども出品されており、ジュリアンズ・オークション17年の歴史において、最多の品揃えになったそう。
サウンドとギターに取り付かれていたというベッカーは、ニューヨークとハワイの倉庫だけでなく、ニューヨークの自宅アパートにも多数のギターとアンプを保管していたといいます。
中でも、アルバム『Aja(彩:エイジャ)』のライナーノーツに写っている1957年製フェンダー・デュオ・ソニック・ギターが$57,600(約620万円)、ベッカーが自宅で使用していたペダル・ボードが$32,000(約350万円)、1996年のツアーで使用していた “Josie” と名付けられた赤のサドウスキー・テレキャスター・タイプのギターが$25,600(約280万円)で落札され、ハワイの風景が描かれた1930年製ブルーノ・アコースティック・ギターは、推定落札価格の$200〜400を大きく上回り、$28,125(約300万円)で落札されたということです。
『Aja』インナーより。左下にフェンダーのデュオソニックを抱えたウォルター・ベッカー
最高額で落札されたのは、ベッカーが2011年にニューヨークのギター職人チホー・ハーン(Chihoe Hahn)から$3,400で購入した緑色のストラトキャスター・スタイルのギターで、ベッカーがコンサートで使用していたお気に入りのギターには、$68,750(同約750万円)の値が付いたそうです。
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