クワイエット・ライオットのフランキー・バネリ、ステージ4の膵臓ガンを公表

米ハード・ロック・バンドのクワイエット・ライオットでドラマーを務めるフランキー・バネリ(67歳)が、今年4月からステージ4の膵臓ガンと闘っていることを明らかにしました。
 
バネリは、音楽ジャーナリスト/ブロードキャスターのミッチ・ラフォン(Mitch Lafon)のフェイスブックを通じ、次の声明を発表しています。
 
「今の俺に何が起きているのか、なぜ今年のライヴに出演できなかったのかを友人とファンの皆にお知らせしたい。今年の4月17日から、俺はステージ4の膵臓ガンと闘っている。
 
当初の予見は、非常に恐ろしいものだった。かなりの闘いだったし、時間もかかったが、有難いことに何度か化学療法や他の治療を受け、今は快方に向かっている。

先の道のりは容易ではないが、ガンも一筋縄ではいかない奴を相手にしており、俺は闘い続ける。俺がライヴに穴をあけたのは38年間で初めてのことだし、クワイエット・ライオットの全公演で皆と一緒にいられたらと思う。
 
飛行機で移動してライヴが出来たなら、何も俺を止めることは出来なかっただろう。今は以前よりもずっと気分が良くなり、強くなった気がする。
 
10月26日には、ウィスキー・ア・ゴー・ゴーでクワイエット・ライオットのライヴに出て、2020年もバンドとツアーを続けるつもりだから、そこで皆と会えることを願う。

ライヴに来てクワイエット・ライオットを応援してくれるファンの皆に感謝している。これからも引き続きバンドを応援し、俺のために祈ってくれることを願う」
 
バンド唯一のクラシック・メンバーであるバネリは、2007年にフロントマンのケヴィン・ダブロウが急死した後、2010年にバンドを再結成。バンドは2017年にスタジオ・アルバム『Road Rage』を発表し、来月の11月8日には2年ぶりの最新アルバム『Hollywood Cowboys』がリリースされる予定になっています。

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