ロッド・スチュワート、新たなカヴァー・アルバムを示唆

11月27日に最新アルバム『ロッド・スチュワート・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団』をリリースするロッドは、すでに次のアルバムに向けて構想を練っているようで、『Rolling Stone』のインタヴューで次のように語っています。
 
「カントリーのアルバムを作ろうと思ってね。といっても、カントリーだけじゃなく、フォークとか、僕が子供時代に聴いてた昔の曲も入るけど。これは、僕の別の一面を聴いてもらうチャンスだよ」
 
まだ具体的な選曲はしてないそうですが、あまり知られていないボブ・ディラン1963年のスタジオ・アウトテイク「Walls of Red Wing」や、ウィリー・ネルソンの曲、アイルランドの暴動にまつわるフォーク・ソングなどのカヴァーを考えているようです。

「必ずしもキャッチーではないけど、歌詞が最高に素晴らしい曲をやりたいんだ。理由の一つは、奥さんが、僕のアコースティック・コンサートが大好きだって言ったから。ロックンロールとは対照的な僕の歌を聴けるからね」
 
またロッドは、9月に行なったジェフ・ベックとのジョイント・コンサートについても言及、「あのステージは、僕が望んでいたショウそのものだったし、ジェフにとってもそうだったと思う。彼のギターと僕のヴォーカルだけのサウンドは、かなりの注目に値するものだった。僕は一歩下がった感じで、いつものように飛び回ったりしなかった。彼が主役の夜にしたかったし、そうなったと思う」と語り、機会があれば、来年もまたジョイント・コンサートを行ないたいそうです。
 
この公演でロッドとジェフは5曲を共演、その時のライヴ映像が公開されています(上掲動画。このステージの模様詳細は、JEFF SATO氏のコメントとともに9月30日MLCニュースでもお伝えしております)。

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