ブライアン・ウィルソン、トロフィー・ハンターの集会に出演するビーチ・ボーイズを非難

マイク・ラヴ率いるビーチ・ボーイズが、2月5日にネバダ州リノで開催されるサファリ・クラブ・インターナショナル・コンヴェンションにヘッドライナーとして出演することになり、ラヴの元バンド仲間だったブライアン・ウィルソンが彼らの出演に猛反発しています。
 
その理由は、サファリ・クラブが趣味で野生動物を狩猟するトロフィー・ハンティングの支持団体であり、ウィルソンとアル・ジャーディン（ビーチ・ボーイズのギタリスト）がトロフィー・ハンティングに猛反対しているためで、この集会では、トランプ大統領もスピーチを行なう予定とのこと。
 
ウィルソンは2月4日のツイッターで、「個人的に彼らのショウを中止することが出来ないので、彼らが出演を撤回するまで “change.org” のサイトで署名してください」とファンに呼び掛けており、日本時間2月5日午後2時の時点で、117,500人近くの署名が集まっています。
 
このサイトには、ビーチ・ボーイズのマネージャー、エリオット・ロットに宛てたメッセージも掲載されており、「ここに署名した我々は、ビーチ・ボーイズが出演を撤回し、トロフィー・ハンティングに反対する声明を公に発表するまで、ビーチ・ボーイズの音楽、コンサート・チケット、およびマーチャンダイズの購入を止めることを誓います」と綴られています。
 
しかしながら、マイク・ラヴは次の声明を発表しました。

「我々はリノでの素晴らしい音楽の一夜を楽しみにしており、これまで通り、アメリカ人として、我々の権利における基本的信条である思想と表現の自由を支持します」