ユニバーサル・スタジオ火災を巡る集団訴訟からサウンドガーデンと2パックが撤退
2008年のユニバーサル・スタジオ火災でマスター音源を焼失したとして、サウンドガーデン、スティーヴ・アール、2パックとトム・ぺティの遺産管理人らが起こしていた集団訴訟(2019年6月26日MLCニュース参照)ですが、昨年8月に撤退したホール(2019年8月21日MLCニュース参照)に続き、サウンドガーデンと2パックの遺産管理人も集団訴訟から撤退しました。しかしながら、撤退の理由は発表されておらず、サウンドガーデンと2パックの代理人は、“不在の原告” としてこの件に関わっていくための権利を留保したそうです。現時点では、スティーヴ・アールとトム・ぺティの前妻だけが集団訴訟の原告として残っています。
今回の撤退について、ユニバーサル・ミュージック・グループ(UMG)はコメントを発表していませんが、ハリウッド・リポーターが入手した3月5付けの社内メモによると、UMGの調査チームは、アーティスト側から400件近い問い合わせを受け、これまでに15万件以上の音楽的資産について調査したそうです。
調査チームのヘッドを務めるパット・クラウス氏のメモによると、「調査した15万件以上の音楽的資産のうち、火災から影響を受けた可能性のあるオリジナル・レコーディングは0.1%未満である。影響を受けたと思われるオリジナル・レコーディングは極めて少なく、全音楽的資産の大半は過去に商業的にリリースされており、我々は全アルバムの安全性や、代替えとなるコピーおよびデジタルの存在を確認している」と書かれていたそうです。
今回の撤退について、ユニバーサル・ミュージック・グループ(UMG)はコメントを発表していませんが、ハリウッド・リポーターが入手した3月5付けの社内メモによると、UMGの調査チームは、アーティスト側から400件近い問い合わせを受け、これまでに15万件以上の音楽的資産について調査したそうです。
調査チームのヘッドを務めるパット・クラウス氏のメモによると、「調査した15万件以上の音楽的資産のうち、火災から影響を受けた可能性のあるオリジナル・レコーディングは0.1%未満である。影響を受けたと思われるオリジナル・レコーディングは極めて少なく、全音楽的資産の大半は過去に商業的にリリースされており、我々は全アルバムの安全性や、代替えとなるコピーおよびデジタルの存在を確認している」と書かれていたそうです。
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