ノラ・ジョーンズ、アルバムより「ハウ・アイ・ウィープ」を先行シングルとして解禁。合わせて新アルバムの延期を発表

3月16日のMLCニュースでご紹介したように、すでにジョーンズは、ウィルコのフロントマン、ジェフ・トゥイーディーとコラボしたリード・シングル「I’m Alive」のミュージック・ビデオも公開していますが、最新アルバム『Pick Me Up Off the Floor』から、ニュー・シングル「How I Weep」のオーディオ・ビデオを公開しました。

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〈以下メイカー・インフォメーションより〉

ノラ・ジョーンズ、アルバムより「ハウ・アイ・ウィープ」を先行シングルとして解禁。合わせて新アルバムの延期を発表

シンガー・ソングライター、ノラ・ジョーンズが、アルバムの1曲目に収録されている楽曲「ハウ・アイ・ウィープ」の先行配信をスタート。合わせて、新型コロナウィルスがロジスティクス（流通）に影響を与える現在の国際的な状況を受けて、5月8日に予定していた約4年ぶりのオリジナル・フル・アルバム『ピック・ミー・アップ・オフ・ザ・フロア』のリリースを6月12日に延期することを発表した。

ノラは今回の延期を受けて「私はこのような時だからこそ、音楽が大切だと信じています。音楽は確かに私の気分を良くしてくれて、必要な時には、すっきりするほどひどい泣き顔にもしてくれるし、ダンス・パーティーにも連れて行ってくれます。もし、アルバムがリリースされるまでの間、何か新しいものを必要としている人たちがいるならば、一足お先に何曲か先行公開をしていく予定です。やっぱり私のしていることは音楽で、このどうすることもできないと感じる時間の中で、みなさんに届けなければいけないものの一つだと思っています」とコメントしている。

本日、先行配信されたアルバムの1曲目に収録されている楽曲「ハウ・アイ・ウィープ」は、音数が少なく、どこか哀愁漂うピアノとハミングするようなストリングスに乗せて理由がわからない失意が歌われている。曲全体を通して「誰か私を床から引き起こして（Pick Me Up Off The Floor）」と願いが込められたアルバム・タイトルが表現されており、ノラ本人は本楽曲について「この曲は、私のこれまでの楽曲の中で初めてポエムから作ってみた曲なの」と語る。「音楽を作ろうと思って作詞したわけではなくて、もともとは毎晩、子どもたちに本の読み聞かせをしている絵本に触発されて、ポエムを作ろうと思って書いてみた詞なの。世界に向けて人々が思っていることはなんだろうと思ってね。そこに音を乗せたらすごくいい仕上がりになったわ。どこにインスピレーションが転がっているかわからないし、そういった新しい発見があっていい曲ができたというプロセスが気に入っているの」と語っている。

また、現在、ノラ・ジョーンは自身のSNSで「#StayAtHome」というタグを付け、自宅で収録したパフォーマンス・ビデオの配信を行なっている。演奏楽曲のリクエストも随時受け付けており、「今後も、みなさんにリクエストしてもらった楽曲を家から配信していきますし、この危機の中で最もサポートを必要としている人々をいかに支援するかということにも集中していきたいと思っています。」と話している。

アルバムは現在、プレオーダーを受付中。現在、「ハウ・アイ・ウィープ」に加え、3月に公開になった「アイム・アライヴ」の2曲が先行配信されている。