※関連ニュースをご覧になる場合は、こちら↑のタグ(アーティスト名/項目)をクリック。
元ランナウェイズのシェリー・カーリー、超限定生産のユニークな新作『The Cleopatra Sessions』12月リリース。ウェイン・クレイマー、リック・デリンジャー他参加
元ランナウェイズのヴォーカリスト、シェリー・カーリーが、自身の現在の所属レーベル、クレオパトラ・レコードとの30年間の絆を祝うユニークな新作アルバム『The Cleopatra Sessions』をアナログ・フォーマットで12月にリリースすると発表しました。このアルバムは同レーベルが現在展開している “super-limited collectors edition” シリーズの一環で、完全限定生産で僅か85枚のみのプレスとなっており、紫のマーブル模様にホワイト・レーベル仕様のアナログ盤は、1人あたりの購入数も2枚までと決められているとのことです。同シリーズでは他にもザ・ニューヨーク・ドールズ、ジョニー・サンダース、エンジェル、元ホークウィンドのフロントマン、ロバート・カルヴァート、そしてゴス界のレジェンド、バウハウスといったアーティストたちのレア・トラックを収めた興味深いコンピレーション盤がリリースされています。
今作に収録されている全9曲では、いずれもカーリーの類稀なヴォーカリストぶりとエナジーが、故ウェイン・クレイマー(MC5)、 マーキー・ラモーン(ザ・ラモーンズ)、故リック・デリンジャー、ジェイムズ・ウィリアムソン(ザ・ストゥージズ)、トレイシー・ガンズ(L.A. ガンズ)、ミック・ボックス(ユーライア・ヒープ)等の錚々たる面々を向こうに回して存分に発揮されています。
収録曲の多くは、フィジカル・メディアには初収録となるもので、カーリーのお気に入りの曲だけでなく、彼女自身の大好きなアーティストたちとの共演も聴きどころです。その中には、つい先日訃報が届いた故チーター・クローム(ザ・デッド・ボーイズ)との、文字通り天が引き合わせたようなコラボレーションも含まれています。
カーリーは次のように振り返っています。「“I Can See You” はテンポのせいでだいぶ手こずったけど、大切な友人であるチーターと一緒に仕事ができたのが救いだったわ。彼がソロ・パートを録音する時には、彼のそばにいたい一心で、わざわざラスベガスまで車を走らせたんだから」
「チーターと私が仲良くなれたのも、そもそもはクレオパトラ・レコードのおかげだったのよ、彼らが私たちをよく一緒に組ませたからね。来年クレオパトラから彼のソロ・アルバムがリリースされるんだけど、そのアルバムに歌で参加して欲しいって彼に頼まれた時は本当に嬉しかった。私は3日間ノーギャラでレコーディングに参加したの、だって友達のアルバムに協力するだけだから。チーターは私の毎日を素晴らしいものにしてくれたわ。彼にもう会えないことが、きっとこれからますます寂しく感じられてしまうでしょうね」
一方、自身の過去に立ち返り、ザ・ランナウェイズのデビュー・シングル「Cherry Bomb」に斬新なアレンジによる再解釈を加えられたことは、彼女にとって大いなる喜びでした。
「これは私のお気に入りのリメイクよ」と彼女は語ります。「偉大なる故ボブ・キューリックとの仕事のおかげで、鼻っ柱の強さと快活さがてんこ盛りのヴァージョンになったわ。曲の尺を延ばすっていうアイディアも本当に画期的だった、今では私のライヴでもそうしてるのよ!」
ザ・シャングリラズの不朽の名曲「Leader Of The Pack」の堂々たるカヴァー・ヴァージョンを聴き返す度に、彼女はサポート・メンバーたちの仕事に対する献身的な姿勢を思い出すと言います。
「“Leader Of The Pack” のヴォーカルは、ジェイク・ヘイズがプロデュースとエンジニアリングを担当してくれたんだけど、彼には感謝してもし切れない」とカーリーは語ります。「この曲の作業をやってたのはコロナ禍の最中だったんだけど、当時私は自分で録音できる機材をまだ揃えてなかったんで、彼が必要な録音機材一式を私の自宅まで持って来てくれて、運び込んでセッティングして、操作まで全部やってくれたのよ」
また、2000年に録音されたデビー・ハリーの「For Your Eyes Only」についても、彼女は懐かしげに振り返ります。「まだクレオパトラと契約間もない頃でね。私は自分の長年の友人であるラニー・ラードラ、チャック・ライト、ブルース・ゴーディと一緒に組んで仕事ができたことが、本当に嬉しかったの。アレンジも画期的だったし、最高に楽しい時間を過ごせたから、私にとってはクレオパトラで制作した曲の中でも特にお気に入りのトラックのひとつ」。それと同じくらい嬉しかったことは、「デビー・ハリー本人が、この曲が大好きだって私に言ってくれたの!」
そして、昔話から一気に最近の話になりますが、収録曲の中の「“When You're Young” はとんでもないサプライズだったのよ! 私はこの曲で、ソロ・アーティストとしてクレオパトラでいつもそうしているように、レコーディングをバック・コーラスまで全部自分で仕上げてレーベル側に提出したわけなんだけど、最終ミックスが送られてきたら、なんとレーベル側が、彼らの新たに契約したアーティスト、エセックスとのデュエット曲に仕上げていたの。MVで彼と一緒に仕事をするのは凄く楽しかったわ。彼はとても優しくて、才能豊かなショウマンでね、この曲にワクワクするような要素をもたらしてくれた」
シェリー・カーリーの『The Cleopatra Sessions』は12月4日発売です。
クレオパトラ・レコーズ公式ページ
Cherie Currie - The Cleopatra Sessions (Purple Marble Vinyl LP)
1. Cherry Bomb(featuring Wayne Kramer and Marky Ramone)
2. When You're Young(featuring Essex)
3. I Can See You(featuring Cheetah Chrome)
4. Whatever You Do! Don't!(featuring Rick Derringer)
Side B
1. Leader Of The Pack(featuring James Williamson)
2. For Your Eyes Only
3. I Got You Babe
4. Rockin' Around The Christmas Tree(featuring Tracii Guns)
5. Magnet And Steel(eaturing Mick Box)
Cherie Currie
『Blvds of Splendor』
Amazon Music(2020/4/28)
ザ・ランナウェイズ
『ザ・ランナウェイズ』
Amazon(2019/8/23)¥2,759
ザ・ランナウェイズ
『クイーンズ・オブ・ノイズ』
Amazon(2019/8/23)¥2,787
ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ
『グレイテスト・ヒッツ』
Amazon(2011/2/23)¥2,442
この記事へのコメントはまだありません
RELATED POSTS
関連記事
LATEST POSTS
最新記事
-
2026.05.12 ビートルズ関連 最新ニュースまとめ2026
-
2026.05.11 クイーン関連 最新ニュースまとめ2026
-
2023.03.07 直近開催予定のイベントまとめ(2026/10/9更新)
-
2026.10.19 引退を発表したジューダス・プリーストのイアン・ヒル、決断に至るまでの経緯を語る