ブライアン・メイ「映画『ボヘミアン・ラプソディ』の続編はない」
ブライアン・メイ公式インスタグラム、5月7日更新分より
2018年11月に公開された映画『ボヘミアン・ラプソディ』は、全世界での累計興行収入が10億ドルを突破し、史上最も成功した伝記的音楽映画の一つとなりました。
この映画の続編については何度も話題になり、故フレディ・マーキュリーとも親しかった映画監督でプロデューサーのルディ・ドレザル(2019年3月12日MLCニュース)や、映画でロジャー・テイラーを演じた俳優のベン・ハーディー(2019年12月25日MLCニュース)も話していましたが、ブライアン・メイは『ローリング・ストーン』誌との最新インタヴューで、次のように語っています。
「僕らが続編について考えなかったなんて思わないでくれよ。僕らは話し合ったけど、基本的に現時点ではないと思ってるんだ。状況は変わるかもしれないけど、難しいだろうね」
メイによると、続編の制作でネックになるのは、1987年にエイズと診断されたフレディが密かに闘病していた部分に焦点をあてなければならないことで、「それって気分が盛り上がることじゃないし、素晴らしいストーリーもあるから不可能とは言わないけど、今の時点で僕らが話したいストーリーではない」と語りました。
「あの映画は見て楽しめるように簡略化する必要があったから、僕らのキャリアについて映画で見せられなかった部分は無数にあるけど、だからと言って続編があるとは思ってないんだ。一言でいえばそれに尽きるし、僕らはそれ以外のことに目を向けるべきだと思う。僕らには他にもアイディアがあるけど、続編はない。かなり真剣に考えたけどね」
![MUSIC LIFE 特集●ロジャー・テイラー/QUEEN[EXTRA]](https://www.musiclifeclub.com/global-image/units/img/504857-5-20200408140145_b5e8d5ab9e037b.jpg)

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jimmario さん投稿日時 2020.05.09 16:02
安心しました。1987年Aids発症以降のフレディは、身近な人以外には病気を隠しながら、というか、病気のことは横に置いて、歌い続けたミュージシャン&パフォーマーだったので、これ以上、闘病について公表する必要はないと思っていたので、今回のブライアン・メイの考えには敬意をもって、ありがとうと伝えたいです。フレディの病気との闘いは歌の中にそっと込められているので、ファンとしては時々彼の声を聞ければそれで十分です。中でもHow Can I Go On (Alternative Version)では、モンセラート・カバリエとのデュエットとは歌詞を少し変えて歌っています。
I know I have to leave.
Bring me to the star.
フレディの死への覚悟を聞くようで、辛いです。
2016年9月5日、彼の誕生日に天文学者のブライアン・メイが、小惑星017473をフレディ・マーキュリーと名付けて彼を星へ送り届け、彼の願いを叶えます。
ブライアン・メイがいかにフレディを大切にしていたか、愛していたという言葉では足りない気がします。彼らの信頼関係に裏付けされた絆の強さを感じます。




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