ザ・バンドのロビー・ロバートソン、故リヴォン・ヘルムとの確執について語る

Once Were Brothers: Robbie Robertson and The Band - Official Trailer


ザ・バンドのロビー・ロバートソン(写真右端)が、5月26日にDVD/Blu-rayで発売される自身のドキュメンタリー映画『Once Were Brothers:Robbie Robertson and the Band』について、総合ニュースサイト「Salon」とのインタヴューに応じ、初めて故リヴォン・ヘルム(写真左から二人目)とのソング・クレジットを巡る確執について語りました。

 

「ザ・バンドの曲に関して、僕はパブリッシングと作詞作曲のクレジットをリヴォンとシェアしていた。バンドを結成した時は、メンバー全員が曲を書くことになっていたけど、そうしなかったメンバーもいて、僕は彼らにやる気がないんだと思っていた。でも、実際には曲を書ける人もいれば、書けない人もいた訳で、リヴォンは曲を書かなかった。僕がいくつかの曲で彼にクレジットを許可したのは、彼が僕の傍らにいたからなんだ。

ガース(・ハドソン/写真右から二人目)は素晴らしいミュージシャンだったけど、彼は作曲が出来なかった。リンゴ・スターは曲を書かないし、チャーリー・ワッツだって書かない、だからこそ彼らは他のメンバーとパブリッシング・クレジットをシェアしてないけどね。でもリヴォンは最初の頃から16年経っても、作曲について触れることはなかった。その話が出た時、僕はそうする必要もなかったけど、彼と良い友達でいるために気前よくクレジットをシェアしたのさ。あれはリヴォンが経済的に困っていた時から10〜15年くらい経った頃だったか、彼は自分の身に起きた事を他人のせいにしたことがあったけど、まあこれはまた別の話だけどね」

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