ラッシュのアレックス・ライフソン、「ニールが亡くなってからギターを弾く気がしない」

インスタグラム／ラッシュ公式アカウント（4月9日）より。


ラッシュのアレックス・ライフソン（Alex Lifeson）が、ニューヨークのラジオ局WFANの番組『Talking Golf with Ann Liguori』にゲスト出演し、ゲディ・リーとステージ復帰について話し合ったことはあるかと尋ねられ、次のように語っています。

「いや、そうでもない。それは難しいよ。1月にニールが亡くなってから、僕はほとんどギターを弾いてないんだ。弾こうという気にならないし、ギターを弾く動機がないからね。

ニールの娘が1997年に車の事故で亡くなった時もそうだった。あの時は1年くらいギターを弾かなかったし、今も心から弾きたいとは思わない。ギターを手にするたびに、ただ目的もなくいじって、10分後には置いてしまうんだ。

いつもなら、ギターを手にしたら時間を忘れて数時間は弾くんだけどね。ま、そのうち元に戻ると思うけど」

「リーにステージ復帰について話すたびに、彼は『そうだな、本のプロモーション・ツアーが終わったらね』って感じだったけど、その後で必ず何か他のことが起きるんだ。

今は、僕ら二人に何かをするモチベーションがあるのかどうか分からない。僕らが自分たちの実績を誇りに思っているのは間違いないし、今でも音楽を愛している。でも、今は違うんだ」

ラッシュは、2015年8月1日のロサンゼルス公演を最後にキャリアの幕を閉じましたが、ライフソンはツアー生活が恋しいとは思わないそうです。

「ツアーを止めてから1～2年後の方が恋しかったよ。でも、今は落ち着いているし、今の生活や今やっている事がかなり気に入ってるんだ。音楽についてはアクティヴなままだし、夏はゴルフに熱中して、家族とも親密だしね。僕にとっては非常に良いバランスが取れているのさ」