ロジャー・テイラー、「フレディが生きていたら、クイーンは今でも曲を作っていただろう」

クイーンのドラマー、ロジャー・テイラーが『BBC Radio 6 Music』のインタヴューで、フレディ・マーキュリーやジョン・ディーコンについて語りました。

「フレディは僕にとって一番の親友だったし、僕ら二人は本当に本当に近い存在だった。文字通り、お互いに依存して暮らしてた時もあったしね」

「フレディが生きていたら、きっと今でも一緒に曲を作っていたよ。最高のコラボレーションだったからね。でも、ジョン・ディーコンが曲作りに参加したかどうかは分からない。彼以外の3人は精神的に向いていたけど、ジョンはそうじゃなかったから」

「僕は、『今でもフレディと曲作りをしていただろう』って、思いたいんだ。それがどんな曲であっても。ブライアンと僕とアダム・ランバートは、とにかくショウをやるのが大好きでね。僕らのショウは回を重ねるほど良くなっているみたいだし、ショウがやれるうちはやり続けるよ」

またテイラーは、6月22日にリリースした最新ソロ・シングル「Isolation」（6月23日MLCニュース参照）についても語りました。この曲は、テイラーが “ガーデン・ルーム” と呼んでいる自宅庭の小屋で書いたそうです。

「先が見えないというのは、ある種のフラストレーションになるよね。そこで、自粛生活の中でどうやって時間を潰すか、それについての曲を書こうと思ったんだ。ああいう生活には慣れてないし、あの曲は当時の気持ちをそのまま反映しているよ」

延期になったUK／ヨーロッパ・ツアーについては、次のように語っています。

「僕とブライアン、アダムの3人は本当にガッカリしたよ。僕とブライアンはツアーが大好きなんだ。ツアーこそ僕らがやっていることで、僕らが最も得意とすることだから。

僕はこのバンドを物凄く誇りに思っているし、かつての僕はバンドにいることだけが望みだった。クイーンがこんなに長く続くなんて誰一人予想してなかったけど、何世代も続くなんて本当にラッキーだし、壁紙の一部になれてとっても嬉しいよ」

クイーン＋アダム・ランバートのラプソディ・ツアーは、来年5月23日に再開します。

Isolation

◾️Queen and Adam Lambert 2021 European Rhapsody tour

May 23: Bologna Unipol Arena, Italy
May 26: Paris AccorHotels Arena, France
May 27: Antwerp Sportspalais, Belgium
May 29: Amsterdam Ziggo Dome, Netherlands
May 30: Amsterdam Ziggo Dome, Netherlands

Jun 01: London The O2, UK
Jun 02: London The O2, UK
Jun 04: London The O2, UK
Jun 05: London The O2, UK
Jun 07: London The O2, UK
Jun 08: London The O2, UK
Jun 10: Manchester Arena, UK
Jun 11: Manchester Arena, UK
Jun 13: Birmingham Utlita Arena, UK
Jun 14: Birmingham Utlita Arena, UK
Jun 16: London The O2, UK
Jun 17: London The O2, UK
Jun 19: London The O2, UK
Jun 20: London The O2, UK
Jun 24: Berlin Mercedes-Benz Arena, German
Jun 26: Cologne Lanxess Arena, Germany
Jun 28: Zurich Hallenstadion, Switzerland
Jun 29: Munich Olympiahalle, Germany

Jul 01: Copenhagen Royal Arena, Denmark
Jul 02: Copenhagen Royal Arena, Denmark
Jul 06: Madrid Wiznik Centre, Spain
Jul 07: Madrid Wiznik Centre, Spain