ビートルズのマネージャー、ブライアン・エプスタインの伝記映画が進行中

1966年7月2日、東京・ヒルトン・ホテルにて。左端がブライアン・エプスタイン。『ミュージック・ライフ』取材、長谷部宏=撮影、中央が星加ルミ子編集長

 
ビートルズのマネージャー、ブライアン・エプスタインの生涯を描いた伝記映画『Midas Man』が進行しており、スウェーデン出身の映像作家/映画監督ジョナス・アカーランドが監督を務めることになりました。
アカーランドは、ポール・マッカートニー、ローリング・ストーンズ、U2、オジー・オズボーン、メタリカ、デュラン・デュラン、スマッシング・パンプキンズ、マドンナ、ビヨンセ、レディー・ガガ、テイラー・スウィストらのミュージック・ビデオを手掛け、彼自身がスウェーデンのメタル・バンドBathory(バソリー)の元ドラマーだったこともあり、ロックンロールのハートを持ち、音楽と音楽業界を理解している人物と言われています。
 
エプスタインは、ビートルズを発掘して世に送り出し、ポールからは「5人目のビートルズ」と呼ばれた名マネージャーでしたが、ゲイであることを隠し続け、薬物の過剰摂取により32歳の若さで事故死するという悲劇にも見舞われました。
 
アカーランドは、ニュースサイト “Variety” のインタヴューで次のように語っています。

「ブライアン・エプスタインの物語には、僕がストーリーに求めている全てがある。僕にとって、要はブライアンの特異性が全て。ブライアンは、誰も知らなかった道のりを知っていて、誰も見なかったものを見たように思えて、僕はそこに愛着を感じる。彼の洞察力は驚異的で、存在していなかった文化を作り上げた。この映画は、彼の生涯に起きた事を年代順に描くというよりも、彼の気持ちになって心の中を巡り歩くような作品。僕は彼を蘇らせたい」
 
映画の撮影は、ロンドン、リバプール、アメリカで行なわれ、2021年に公開される予定です。

映画『Midas Man』公式サイト

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