ザ・ルーツのオリジナル・メンバー、マリク・Bが47歳で死去

ザ・ルーツがインスタグラムで訃報を伝えていますが、死因は公表されていません。

「我々の愛すべきブラザーで、長年ルーツのメンバーだったマリク・アブドゥル・バシットが他界したことをお知らせすることになり、重苦しい気持ちで涙が止まりません。イスラム教への献身と愛情あふれる兄弟愛、そして史上最も才能あるMCの一人として改革を果たしたことで、皆さんの記憶に残ることでしょう」
 
フィラデルフィア生まれのマリク・Bは、高校時代の友人ブラック・ソート（Black Thought）とクエストラヴ（Questlove）と1987年にザ・ルーツを結成し、1993年にロンドンでデビュー・アルバム『Organix』をリリースしました。

マリク・Bは、1999年の脱退までに4枚のスタジオ・アルバムに参加し、脱退後はソロに転向しましたが、ルーツが2006年に発表したアルバム『Game Theory』の3曲と、2008年のアルバム『Rising Down』の2曲にフィーチャーされています。
 
ソロとしては、2005年と2006年にそれぞれアルバム『Street Assault』とEP「Psychological」をリリース、また2015年には、DJ／プロデューサーのミスター・グリーン（Mr. Green）とコラボしたアルバム『Unpredictable』を発表しています。