ジェイムス・テイラーのオーディオ・メモワール『Break Shot』、10月にCDで発売

James Taylor: "Break Shot" Refers To The Moment When Things Go From Organized To Chaotic


 

2019年11月22日のMLCニュースでお伝えしたように、ジェイムス・テイラーのオーディオ・メモワール『Break Shot : My First 21 Years』が今年の1月31日にリリースされ、そのCDヴァージョンが10月13日に発売されることになりました。

このCDヴァージョンでは、21歳までのライフ・ストーリーを語るテイラーのナレーションのみならず、賛美歌「Jerusalem(エルサレム)」の未発表音源や、今年発売されたカヴァー・アルバム『American Standard』(1月23日MLCニュース)の収録曲、この作品のために録音したテイラーの新曲なども収録されているそうです。

1948年生まれのテイラーは、1970年のセカンド・アルバム『Sweet Baby James』でブレイクし、21歳の時にスターの座を獲得しましたが、それまでの青春時代には、両親の離婚による家庭崩壊や、精神病院への入院、うつ病との闘い、ヘロイン中毒など、様々な困難に直面してきました。本作では、そういった極めて個人的なストーリーも語られています。

テイラーによると、本作のタイトル「Break Shot(ブレイク・ショット)」は、ビリヤードで最初にボールを突いた時に、その一突きで他のボールがそれぞれ違う方向へと離れていくことを指し、両親の離婚を機に家族が崩壊していった様を意味するそうです。

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