ヴァン・モリソン、新型コロナ対策に異議を唱える新曲3曲をリリース

9月7日のMLCニュースでお伝えしたように、ヴァン・モリソンはソーシャル・ディスタンスに配慮したライヴのコンセプトを “偽の科学” と非難し、それに対する不満を綴っていました。それに続き、モリソンは新型コロナ対策に異議を唱える新曲３曲をリリースすると発表しました。

モリソンの新曲「Born to Be Free」「As I Walked Out」「No More Lockdown」は、それぞれ9月25日、10月9日、10月23日にリリースされる予定で、モリソンは歌詞を通じ、「当局は人々を奴隷化するために歪んだ事実をでっちあげている。“ニュー・ノーマル（New normal）” は、“新たな生活様式” ではない。我々は生まれながらに自由である」と主張しています。

「私は、人々に何をして何を考えるべきかを伝えているのではありません。これについては、イギリス政府がすでに素晴らしい仕事をしてますからね。私は、“選択の自由” について言っている訳で、“人々には自分たちのために考える権利がある” と、私は信じています」

なお、モリソンが9月3日に公演を行なったイギリス初のソーシャル・ディスタンス音楽会場「ヴァージン・マネー・ユニティ・アリーナ」は、新型コロナの感染者が急増したことから、ニューカッスルの条例に従い9月17日に閉鎖を発表しました。