ストーンズやクラプトン、オールマンらのキーボーディスト、チャック・リーヴェルのドキュメンタリー『The Tree Man』トレーラー公開

ストーンズやクラプトン、オールマンらのコラボレーターとして知られる米ピアニスト／キーボーディスト、チャック・リーヴェルのドキュメンタリー『The Tree Man』が12月1日に一部の映画館で公開され、ビデオ・オン・デマンドでも配信されることになりました。

アラン・ファースト（Allen Farst）が監督を手掛けた本作では、「5人目のローリング・ストーンズ」と称されたリーヴェルの音楽キャリアだけでなく、私生活にも焦点をあてています。

リーヴェルは、1982年からストーンズのツアーにキーボーディスト／音楽ディレクターとして参加し、アルバム『Undercover』（1983年）以降、1997年の『Bridges to Babylon』を除き、全アルバムのレコーディング・セッションに参加しました。

またミック、キース、ロニーのソロ活動もサポートしたほか、クラプトン、ジョージ・ハリスン、デヴィッド・ギルモア、ガヴァメント・ミュール、ジョン・メイヤーのツアーとレコーディングにも参加しています。

またアメリカの環境林業界では、優秀な木材生産者（tree farmer）として「ナショナル・ツリー・ファーマー・オブ・ザ・イヤー（National Tree Farmer of the Year）」にも任命されており、リーヴェルは「1本の木を伐採したら、後世のために2本の木を植えよ」と語っています。

本作には、ストーンズのメンバーはもちろんのこと、エリック・クラプトン、デヴィッド・ギルモア、ディッキー・ベッツ、ウォーレン・ヘインズ、ブルース・ホーンズビー、ボニー・レイット、ジュリアン・レノン、チャーリー・ダニエルズ、ジョン・メイヤーをはじめとする80人以上のミュージシャンや、元アメリカ大統領ジミー・カーターのインタヴューがフィーチャーされています。