ジョージ・リンチ＆ジェフ・ピルソン、キャロル・キングやデュラン・デュラン／プリンスらをカヴァーした新作リリース

このアルバムには、彼らの手によってパワフルなメタル・アンセムに変貌したポップスの名曲が収録され、キャロル・キングの「I Feel The Earth」やデュラン・デュランの「Ordinary World」、ワンリパブリックの「Apologize」、プリンスの「Kiss」、オアシスの「Champagne Supernova」など、ボーナス1曲を含めた11曲が収録されています。

ジョージがニュースサイト「Audio Ink Radio」との最新インタヴューで語ったところによると、アルバム『Heavy Hitters』では、1970年代から2010年代までの50年間において、各年代からそれぞれ2曲を選び、リトル・リチャードからマドンナ、ティンバランド、デュラン・デュランに至るまで、あらゆるタイプの曲を網羅しているとのこと。アルバムのシリーズ化も考えているそうです。

また、ピルソンとの音楽的な絆について、ジョージは2019年の『Guitar World』誌とのインタヴューで次のように語っています。
「ジェフと俺はドッケン時代からずっと親しくしているし、曲作りの相性も当時のまま健在なんだ。俺たちはその相性の良さを進化させてコラボするのが好きだから、ここ数十年でリンチ／ピルソンやT&N、ジ・エンド・マシーン（The End Machine）といったプロジェクトを一緒にやってきた」

「俺たちのトーン・セレクションと作曲の技術は進化を続けていて、自分たちの昔のレコードを聴くと気に入らないことがたくさんあるから、それを改善するようにしてるんだ。それに、俺たちはギターのサウンドやレコードの改良点についてもしょっちゅう話していて、常に理想を追い求めているから、一緒にレコードを作るたびに一歩前進しているよ」