故ニール・パートのドラム・セット、予想を遥かに上回る5,200万円で落札
11月24日のMLCニュースでお伝えしたように、ラッシュのドラマー、故ニール・パートのドラム・セットがボーナムズ・オークションに出品され、12月10日に50万ドル(約5,200万円)で落札されました。
ニールが1974年から1977年にかけて使用していたスリンガーランド社製のドラム・セットは、推定落札価格が8万ドル(約830万円)~12万ドル(約1,250万円)でした。
このドラム・セットは、ニールが地元の楽器店ロング&マクエイド(Long & McQuade)で購入したもので、1974年8月14日にラッシュが前座を務めたユーライア・ヒープとマンフレッド・マンズ・アース・バンドの公演で初めて演奏しました。
その後、1975年のアルバム『Fly By Night』と『Caress of Steel』、1976年の『2112』で使用したほか、1976年7月に3夜連続で行ったトロント公演でも使用しており、同公演の模様はバンド初のライヴ・アルバム『All The World’s A Stage』に収録されています。
この公演で、ニールは「ドラムのプロフェッサー」として紹介され、このドラムで披露した「Working Man」のドラム・ソロは、ファンの間で伝説となりました。
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