ロクセットのドラマー、ペレ・アルシングが60歳で死去

スウェーデンのポップ・ロック・バンド、ロクセットのドラマーとして知られるペレ・アルシング（Pelle Alsing）が12月19日、60歳で亡くなりました。

死因は公表されていませんが、ロクセットのペール・ゲッスルがバンドのSNSで訃報を伝えています。

「ペレは独創的で素晴らしいドラマーだっただけでなく、当初からロクセットのサウンド形成に貢献し、親友でもありました。誰にでも親切で寛大で、人の胸をときめかせる人でした」

ロクセットは、故マリー・フレデリクソン（2019年12月11日MLCニュース参照）とゲッスルが80年代初期にスタートさせたバンドですが、ペレは彼らのサウンド形成に不可欠な存在で、彼らのツアーに参加しただけでなく、ロクセットが1986年から1994年に発表した5枚のアルバム『Pearls of Passion』『Look Sharp!』『Joyride』『Tourism』『Crash! Boom! Bang!」に参加したほか、2012年のアルバム『Travelling』でもドラマーを務めていました。

またロクセット以外では、仲間のスウェーデン人ロッカー、ウルフ・ルンデル（Ulf Lundell）1982年のスタジオ・アルバム『Kär Och Galen』や、スコットランド人ギタリストのビリー・ブレムナー（ロックパイル他）2006年のアルバム『No Ifs, Buts, Maybes』にも参加しています。

安かなる眠りをお祈りいたします。