メタリカのカークとロバートをフィーチャーしたザ・ウェディング・バンド、2019年の公演から2本のライヴ映像公開

この公演では、AC/DCやブラック・サバス、ビリー・アイドルらの曲をカヴァーし、その中からビリー・アイドルの「White Wedding」とブラック・サバスの「War Pigs」をカヴァーした時のプロ・ショット映像が公開されています（上は公演のハイライト映像、下の2本が公開された2曲のフル・ライヴ映像）。

カーク・ハメットはザ・ウェディング・バンドについて、「Cosmo Music」に次のように語っていました。

「このメンバーでジャムをやるのが本当に楽しいんだ。いつもとは違うからね。ロバートと俺にとっては、大好きなファンクとパンクに熱中できるから最高だよ。俺は70年代にファンクやR&Bを中心にあらゆるクレイジーな音楽を聴いてたから、当時の音楽のことは本当に良く理解しているし、ロブもそうだと分かった時、二人で大好きな曲を演奏し始めたんだ。70年代のファンクは唯一無二の存在だけど、もはやああいう曲を書く人はいないから、ほぼ忘れ去られたアートだけどね。二人でジャムを始めたら信じられないほどサウンドが良くて、それから即興でやるようになったら、またしても素晴らしいサウンドになった。最初はロブと俺のジャムだったけど、俺たちは他の連中と演奏するのも、ファンクを演奏するのも大好きなんだ。俺たちにとってはちょっとした “はけ口” だけど、本腰を入れてやってる訳じゃない。俺たちは誰が参加しても歓迎するし、メタリカの他のメンバーにも誘いをかけたくらいさ。演奏が上手けりゃ誰でも参加できるし、このバンドは気晴らしではあるけれど、ミュージシャンには緊張せずに楽しむための音楽が必要なんだよ」