ロック・フォトグラファーのロス・ハルフィンが撮影したランディ・ローズの写真集、間もなく発売

ヴァン・ヘイレンやメタリカなどの撮影で有名なロック・フォトグラファー、ロス・ハルフィンが撮影した故ランディ・ローズの写真集『Randy Rhoads By Ross Halfin』が、ルーファス・パブリケーションズから間もなく発売されます。

ランディ・ローズは、クワイエット・ライオットとオジー・オズボーン・バンドの初代ギタリストを務め、オジーのツアー中だった1982年3月19日、セスナ機の墜落事故により25歳の若さで他界してしまいましたが、最も影響力のあるハード・ロック／ヘヴィ・メタル・ギタリストの一人でした。

この写真集には、ハルフィンが自身のアーカイヴから選んだローズの未公開写真が多数フィーチャーされており、ハルフィンは3月7日付のツイッターで次のようにコメントしています。

「本日、写真集が完成しました。多くの未公開写真を発掘するためにアーカイヴをくまなく調べました。皆さんにとって素晴らしいサプライズになることを願っています」

また、クワイエット・ライオットとオジーのグループでローズのバンド仲間だったベーシストのルディ・サーゾも太鼓判を押しており、次のようにツイートしています。

「ロス・ハルフィンはバンドの非公式カメラマンだっただけでなく、ツアー・バスの連れ合いでもあり、信頼のおける素晴らしい仲間でした。当時の彼にはオジーの世界をカメラに捉える特権があり、それは他の人には出来ないことでした。彼の写真集が本当に楽しみです」

なお、オジーは2020年のドキュメンタリー映画『Biography : The Nine Lives Of Ozzy Osbourne』（2020年1月16日MLCニュース参照）の中で、ローズについて次のように語っていました。

「ローズと出会った時、彼が極めて特別な人物だと直感したよ。彼は神様からの贈り物みたいで、俺たちの仕事は本当に上手くいき、ランディと俺はチームのようだった。彼は俺に希望を与え、俺が進み続ける理由をくれたんだ。彼は辛抱強く俺に接してくれて素晴らしかったし、一緒に仕事をする相手としては最高だった。彼は俺の一番良いところを引き出してくれたからね。彼とは大いに楽しんだよ。ランディ・ローズが亡くなった日は、俺の一部が死んだ日だった」