ブラック・サバス1975年の『サボタージュ』、同年のライヴを完全収録したスーパー・デラックス・エディション6月11日発売！

〈以下メイカー・インフォメーションより〉

ブラック・サバス『サボタージュSABOTAGE』の拡大ヴァージョン発売！

彼らの6枚目のアルバム『サボタージュ』のスーパー・デラックス・エディションには、新たにリマスターされたオリジナル・アルバムに加え、1975年のツアー中に録音されたライヴ・ショーが完全収録されています。4枚組CDと4枚組アナログLP+7インチの両ヴァージョンが6月11日にBMGから発売されます。
＊日本でのディストリビューションはワーナーミュージック・ジャパンです。

ブラック・サバスが6枚目のスタジオ・アルバム『サボタージュ』のレコーディングを開始した1975年、彼らは元マネージャーとの長期にわたる訴訟に巻き込まれていました。このアルバムのタイトルにもなっているように、グループはあらゆる場面で妨害（sabotaged）されていると感じていましたが、この感覚は彼らが作っていた新しい音楽の激しさを助長するものでした。このような状況にもかかわらず、バンドはその伝説的なキャリアの中で最もダイナミックな、そして正当に評価されていないアルバムを制作しました。

BMGはヘヴィ・メタルの守護聖人（the patron saints）に敬意を表して、オリジナル・アルバムの新たにリマスターされたヴァージョンと、1975年のツアーで収録されたライヴ・ショウを完全収録したコレクションを発売します。『サボタージュ・スーパー・デラックスエディション（Sabotage : Super Deluxe Edition）』は、4枚組CDと4枚組LPの2形態での発売となり、4枚組LPには、「発狂／Am I Going Insane（Radio）」と裏面「ホール・イン・ザ・スカイ／Hole In The Sky」のシングル・エディットを収録したボーナス・7インチ・シングルが付属されています。この7インチ・シングルのアートワークでは日本で発売された非常に珍しいジャケットを再現。4枚組CDと4枚組LPの両方とも、現在、こちらで予約を受け付けています。

また、新たにリマスターされたオリジナル・アルバムは、6月11日にデジタル・ダウンロードおよびストリーミング・サービスで発売されます。こちらで本日デジタル配信された「発狂／Am I Going Insane（Radio）」の新リマスター・ヴァージョンを聴くことができます。

オジー・オズボーン、トニー・アイオミ、ギーザー・バトラー、ビル・ワードの4人は、ロンドンとブリュッセルで『サボタージュ』をレコーディングし、マイク・ブッチャー（Mike Butcher）と共同でアルバムをプロデュースしました。8曲入りのこのアルバムは、1975年7月にアメリカで先行発売され、同年9月にイギリスで発売されました。アメリカではゴールド、イギリスではシルヴァーに認定された『サボタージュ』は、「ホール・イン・ザ・スカイ」や「悪魔のしるし／Symptom Of The Universe」などのハードな曲や、ハープやメロトロン、英国室内合唱団（the English Chamber Choir）を起用した「帝王序曲／Supertzar」などの実験的な曲が好評を博しました。

『サボタージュ・スーパー・デラックス・エディション』には、1975年に行なわれたアルバムの全米ツアーで録音された16曲のライヴ・トラック（うち13曲は未発表）を収録しています。1970年のデビュー作『黒い安息日／Black Sabbath』のタイトル曲から、『サボタージュ』の前作『血まみれの安息日／Sabbath Bloody Sabbath』（1973年）の「スパイラル・アーキテクト／Spiral Architect」や「サブラ・カダブラ／Sabbra Cadabra」まで、グループのキャリアを網羅した楽曲を収録しています。サボタージュ＝忘業、怠業（Sabotage）も「ホール・イン・ザ・スカイ」と「誇大妄想狂／Megalomania」のライヴ・テイクで表現されています。

このボックスには、バンド・メンバーや音楽メディアからのコメント、当時の貴重な写真や報道記事などが掲載された詳細なライナーノーツが付いています。また1975年のマディソン・スクエア・ガーデンのコンサート・ブックのレプリカと『サボタージュ』1975 Tourのカラー・ポスターも同梱されています。