エマーソン、レイク＆パーマーの新刊『ELP』発売にあたりパーマーのプロモーション・ビデオ公開、RSDには『Tarkus』のピクチャー・ディスク発売

本書には、彼らが未公開インタヴューやレコーディング、映像で語った自身の言葉によるオフィシャル・ストーリーが272ページにわたって掲載されており、最近発見された貴重なプライヴェート写真がフィーチャーされています。
 
本書の制作には、2016年に他界したキース・エマーソンとグレッグ・レイクの家族から全面的な協力を得ており、編集を手掛けたカール・パーマーは次のように語っています。
 
「この本は今年になってまとめたもので、僕はエマーソンとレイクの家族と共に最初から最後まで制作に携わりました。本に掲載された写真の中には、これだけ年月が経ったというのに、僕がこれまで見たこともない写真が何枚かあるのです。僕は全文章の編集を担当したから言えるのですが、本書のストーリーはバンドが話した通り全て事実です。なぜなら、僕ら自身の言葉で語られているから。本当に素晴らしい本です」
 
なお、具体的な発売日はまだ発表されていませんが、本書はRocket 88社から3種類のデラックス・エディションで発売されます。
 
・「Classic」エディション：272ページの大判フルカラー・ハードカヴァー本
・「Signature」エディション：サイン入りの「Classic」エディションに特別なレア・アイテムを同封した特注化粧箱入り
・「Ultimate」エディション：数量と内容物が極めて限定的
 
今後の情報はRocket 88のFacebookとツイッターにも掲載される予定で、先行予約開始時にelpbook.comに登録すると、本に購入者の名前が印刷されるほか、ディスカウントが適用されるそうです。
 
また、6月12日のレコード・ストア・デイ（RSD）には、ELP 1971年のアルバム『Tarkus（タルカス）』のピクチャー・ディスクが発売されます。
 
バンドのセカンド・アルバム『Tarkus』は、イギリスで第1位を記録したELP唯一のアルバムで、オリジナルLPのA面に収録されたタイトル曲は、７つのパートからなる21分の壮大な組曲になっています。
 
6月発売のピクチャー・ディスクは、2012年のHDリマスター版からマスタリングされたもので、オリジナル・アルバムのアートワークを採用しています。