テデスキ・トラックス・バンド、運命的な名盤デレク&ザ・ドミノス『いとしのレイラ』全曲再現ライヴ盤をリリース!

©️ Jay Blakesberg
テデスキ・トラックス・バンドが、デレク&ザ・ドミノスの名盤『いとしのレイラ』をスペシャル・ゲストのトレイ・アナスタシオと共に全曲演奏した一回限りのライヴ・レコーディング作品『Layla Revisited(Live At LOCKN')』をリリースします。
〈以下メイカー・インフォメーションより〉

現代の世界三大ギタリストの一人、デレク・トラックス率いるテデスキ・トラックス・バンドが、運命的な名盤デレク・アンド・ドミノスの『いとしのレイラ』全曲再現ライヴ盤をリリース。

テデスキ・トラックス・バンドが、デレク&・ドミノスの名盤『いとしのレイラ(Layla and Other Assorted Love Songs)』を、スペシャル・ゲストのトレイ・アナスタシオと共に全曲演奏した一回限りのライヴ・レコーディング作品『Layla Revisited(Live At LOCKN')』をリリースすることを発表した。2019年8月24日にヴァージニア州アーリントンで開催された「LOCKN' Festival」でライヴ収録された本作は、テデスキ・トラックス・バンドが最高に燃え上がっている様子を捉えている。フィッシュ(Phish)のトレイ・アナスタシオが、ギタリスト、デレク・トラックスとギタリスト/ヴォーカリストのスーザン・テデスキ、さらにTTBと頻繁にコラボレートしているドイル・ブラムホール2世との超越的な音楽的結合に加え完璧な箔をつけており、「Uproxx」のスティーブン・ハイデンの言葉を借りれば、「魂を破壊する嵐から命を守るシェルター」とのライヴ体験をさらに支えている。

アルバムに先駆けて先行リリースされた「恋は悲しきもの(Why Does Love Got To Be So Sad?)」は、トラックスとアナスタシオの同時進行のサイクロンのようなソロでクライマックスを迎えていて、そのライヴMVも公開となった。
Tedeschi Trucks Band
Why Does Love Got To Be So Sad?
(Official Music Video)

この日、LOCKN'に来場していたファンにとって、『いとしのレイラ』の全曲演奏はまったくのサプライズだった。「テデスキ・トラックス・バンド・フィーチャリング・トレイ・アナスタシオ」というタイトルだけが発表されており、彼らが事前にリハーサルを重ねて企画した楽曲については一切触れられていなかった。しかし、バンドとアルバムのつながりは、彼らの存在を深く物語っている。エリック・クラプトンとデュアン・オールマンという20世紀を代表する2人のギタリストを迎えて制作されたロック名盤『いとしのレイラ』は、偶然にもスーザン・テデスキの誕生日である1970年11月9日に発売された。その後、クリスとデビー・トラックス夫妻はこのアルバムのファンとなり、長男をデレクと名付けることになった。その後、トラックスはオールマン・ブラザーズ・バンドのメンバーとして15年間活動し、クラプトンのツアーにも参加していた。このように、音楽と演奏者の間には深いつながりがあり、このアルバムには運命的なものを感じざるを得ない。

 デレク・トラックスは『レイラ』について次のように語っています。「私がギターを弾き始めた頃には、デュアン・オールマンのスライド・サウンドに夢中になっていました。『レイラ』での彼のプレイは、今でも私にとって最高の思い出の一つです。その精神、喜び、無謀さ、そして必然性。私の父は、私と弟が寝るときにそのレコードをかけてくれて、私のDNAに深く刻み込んでくれたのです」

テデスキ・トラックス・バンドは、「アイ・ルックト・アウェイ(I Looked Away)」や「ベル・ボトム・ブルース(Bell Bottom Blues)」からアルバムの象徴的なタイトル曲まで、愛されてきた名曲を活性化させ、創意工夫を凝らしてファンに提供している。フェスティヴァルでのライヴでは、バンドは「いとしのレイラ(Layla)」で締めくくったが、観客に余韻を楽しんでもらうようウォークアウト・ミュージックとして、アルバム・クロージング曲「庭の木(Thorn Tree In The Garden)」のオリジナル・ヴァージョンをPAシステムで流すことにした。 そして本アルバムの最後には、デレクとスーザンがデュオで「庭の木(Thorn Tree In The Garden)」のスタジオ・ヴァージョンを演奏するという、歴史的な瞬間が待っている(※日本盤にはさらにボーナス・トラックが1曲収録されている)。

テデスキ・トラックス・バンドは、「nugs.net」のホーム・パフォーマンス・シリーズである「The Fireside Sessions」(2月10日MLCニュース、ならびに24日以降のニュースを参照)の趣旨に触発され、“Fireside LIVE” ツアーの一環として、定員制のライヴを行なう準備を進めている。テデスキ・トラックス・バンドにとっては、2020年2月以来の本格的なライヴとなるが、夏の恒例ツアー「Wheels of Soul」が来年(2022年)に延期されたことを受けたもの。会場は、小規模または縮小された屋外の円形劇場、ドライヴイン、ポッドセットなどが混在する予定で、いずれもCOVID-19に準拠しており、ファン、スタッフ、バンド、クルーの安全を確保するための対策が講じられる。6月11日フロリダ州ジャクソンヴィルの円形劇場デイリーズ・プレイスを皮切りに7月末のコロラド州レッド・ロック野外劇場まで全30公演を予定している。

テデスキ・トラックス・バンド『レイラ・リヴィジテッド』
Tedeschi Trucks Band / Layla Revisited (Live at LOCKN') featuring Trey Anastasio

2021年7月16日リリース
2SHM-CD ¥4,070(税込価格)

CD 1
1. アイ・ルックト・アウェイ / I Looked Away
2. ベル・ボトム・ブルース / Bell Bottom Blues
3. キープ・オン・グロウイング / Keep On Growing
4. だれも知らない / Nobody Knows You When You're Down and Out
5. アイ・アム・ユアーズ / I Am Yours
6. エニーデイ / Anyday

CD 2
1. ハイウェイへの関門 / Key to the Highway
2. テル・ザ・トゥルース / Tell the Truth
3. 恋は悲しきもの / Why Does Love Got to Be So Sad? https://jazz.lnk.to/TTB_WDLGTBSSPR
4. 愛の経験 / Have You Ever Loved a Woman
5. 小さな羽根 / Little Wing
6. イッツ・トゥー・レイト / It's Too Late
7. いとしのレイラ / Layla
8. 庭の木 / Thorn Tree in the Garden
9. アイ・アム・ユアーズ(リハーサル)/ I Am Yours (Rehearsal)*
*ボーナス・トラック

【パーソネル】

スーザン・テデスキ (g, vo) /デレク・トラックス (g) /トレイ・アナスタシオ (g, vo) /ドイル・ブラムホール2(g, vo) /タイラー・グリーンウェル (ds) J.J. ジョンソン (ds) /ゲイブ・ディクソン (key, vo) /ブランドン・ブーン (b) /マイク・マティソン(vo) /マーク・リヴァース(vo) /アリシア・シャコール(vo) /ケビ・ウィリアムズ(sax) /エフライム・オーウェンズ(tp) /エリザベス・レア(tb)

 

プロデュース:デレク・トラックス

2019824日、ヴァージニア州アーリントン、ロックン・フェスティヴァルにてライヴ録音

 

■テデスキ・トラックス・リンク

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