フォリナー、新ギタリストのルイス・マルドナードが参加した初ライヴの映像公開

Foreigner Orlando concert 5/19/2021

フォリナーが5月19日、フロリダ州オーランドで開催されたフロントヤード・フェスティバルに出演し、先日脱退を表明したトム・ギンベルの後任ギタリスト、ルイス・マルドナードとの初ライヴを披露しました。ファンが撮影したライヴ映像が公開されています。

フォリナーのマルチ・プレイヤーだったギンベルは5月18日、SNSで正式に脱退を発表し、次のように綴っていました。
「フォリナーには30年近く在籍していましたが、ついにツアーから引退し、落ち着く時が来たと判断しました。ミック、ルー、ケリー、そして過去から現在に至る素晴らしいフォリナー・ファミリーに変わることなく深く感謝しています。関係者全員、特にファンの皆さんには心から感謝しており、会えなくなるのは寂しいですが、いつかどこかでお会いすることを願っています。チャリティのゴルフ大会や、フォリナーのコンサートかもしれませんし、僕が今後も時折一緒にロックする予定のフォリナーには現在、僕の旧友で驚異的な才能を持つルイス・カルロス・マルドナードが参加しています」

なお、フロントヤード・フェスティバルは、新型コロナ対策でソーシャル・ディスタンスを取った新設の屋外会場で行なわれ、フォリナーにとってパンデミック以降初めてのライヴでした。ベーシストのジェフ・ピルソンは「Ultimate Classic Rock」のインタヴューで次のように語っています。
「またステージに戻り、ショウをやってる気分を味わうのは最高だった。全員が興奮してたよ。観客は全員が距離を取った観賞スペースにいたから、いつもよりリアクションがおとなしかったけどね。マルドナードは、自分の思い通りにロック・ギターを操る驚異的なギタリスト。彼の熱意が伝わってくるし、彼は素晴らしいシンガーでもあるんだ」