ELOのジェフ・リンが執筆した2018年の公式本『Wembley Or Bust』、9月に新版で発売

本書では、ジェフ・リンズELO（Jeff Lynne’s ELO）が、2017年6月24日にロンドンのウェンブリー・スタジアムで6万人を前に行なったコンサートの詳細が何百枚もの写真と共に綴られており、リンは新版について次のように語っています。

「『Wembley Or Bust』コンサートから4年が経ち、ELOが50周年を迎える中で、この本を出版することは僕にとって非常に大きな意味があります。あの忘れられない一夜を、この本で再び皆さんと追体験することにワクワクしています」

2018年の公式本では、同コンサートに至るまでの綿密な計画が明かされ、キャリアを網羅する楽曲の裏話が綴られていましたが、212ページの新版では加筆された部分もあり、リンの形成期やELOでの成功について、またビートルズ1995年のラスト・シングル「Free as a Bird」をプロデュースした時の思い出や、トラヴェリング・ウィルベリーズの逸話なども綴られています。

なお、CD他でリリースもされた「Wembley Or Bust」コンサートでは、リンが12人のバンドと共に、ELOの「Mr. Blue Sky」や「Evil Woman」「Livin’ Thing」といったヒット曲のほか、ザ・ムーヴ時代の「Do Ya」、トラヴェリング・ウィルベリーズの「Handle With Care」も披露するなど、ELO史上最も広範囲に及ぶセットリストを演奏しています。