ローリング・ストーンズ、デトロイト公演で「Ain’t Too Proud To Beg」をカヴァー

ストーンズが同曲をカヴァーしたのは、2007年8月のロンドン公演以来14年ぶりで、今回は、デトロイトが発祥地であるモータウンのレジェンドに敬意を表してカヴァーしています。

ミック・ジャガーは、ステージで次のように語りました。
「僕らは子供の頃からモータウンが大好きだった。デトロイトに来て、モータウンの曲を歌わない手はないだろ？」
 

■NOV, 15 2021 at Ford Field, Detroit, MI, USA
1. Street Fighting Man
2. You Got Me Rocking
3. 19th Nervous Breakdown
4. Tumbling Dice
5. Ain’t Too Proud To Beg (The Temptations)
6. Wild Horses
7. You Can’t Always Get What You Want
8. Living In A Ghost Town
9. Start Me Up
10. Honky Tonk Women
11. Connection
12. Before They Make Me Run
13. Miss You
14. Midnight Rambler
15. Paint It Black
16. Sympathy For The Devil
17. Jumpin’ Jack Flash
Encore
18. Gimme Shelter
19. (I Can’t Get No) Satisfaction

また、この日の午後、ロニー・ウッドとベーシストのダリル・ジョーンズ、ドラマーのスティーヴ・ジョーンズ、キーボーディストのチャック・リーヴェル、バック・ヴォーカリストのバーナード・ファウラーとサーシャ・アレンは、クルーやツアー関係者30人と共に会場近くのモータウン博物館を訪れました。博物館の外には、ストーンズの来館を予想したファンが集まっていたそうです。

博物館は現在、拡張工事のために閉館しており、案内役を務めた館長のポール・バーカー氏によると、前日に来館をアレンジした一行は、午後3時に裏口から入館し1時間ほど見学。モータウン最大のヒット曲がレコーディングされた館内のスタジオAに立ち寄った際には、チャック・リーヴェルがグランドピアノで伴奏したテンプテーションズの「My Girl」に合わせ、ファウラーとアレンがリード・ヴォーカルを披露、その他全員がコーラスに加わりダンスしていたそうです。

なお、ミックとキースは、以前博物館を訪れていたため参加しませんでした。