スーパーチャンクの新作が完成。ティーンエイジ・ファンクラブ、マイク・ミルズ(R.E.M.)他、豪華ゲスト陣を迎えた12作め『ワイルド・ロンリネス』、2月発売

スーパーチャンクが12作めとなるアルバム『ワイルド・ロンリネス』のリリースです。昨年夏以来、フロントマンのマック・マコーンのソロ・アルバムをご紹介してまいりましたが(7月30日MLCニュース他)、待望のバンドとしての活動再開です。

〈以下メイカー・インフォメーションより〉

スーパーチャンクの新作が完成。豪華ゲスト陣を迎えた12枚目のAL『ワイルド・ロンリネス』、発売。 ゲスト:ティーンエイジ・ファンクラブ、オーウェン・パレット、マイク・ミルズ(R.E.M.)、シャロン・ヴァン・エッテン他。

スーパーチャンク、4年ぶりのニュー・アルバムが完成。前作から一転、豪華ゲスト陣を迎え、この悲惨な時代に感謝すべきことについて語った自身12枚目のアルバム『ワイルド・ロンリネス』、リリース。

●ゲスト:ノーマン・ブレイク(ティーンエイジ・ファンクラブ)、レイモンド・マッギンリー(ティーンエイジ・ファンクラブ)、オーウェン・パレット、アンディ・スタック(ワイ・オーク)、マイク・ミルズ(R.E.M.)、シャロン・ヴァン・エッテン、フランクリン・ブルーノ、トレイシーアン・キャンベル(カメラ・オブスキュラ)他。

アルバムより、ティーンエイジ・ファンクラブ(Teenage Fanclub)のノーマン・ブレイク(Norman Blake)とレイモンド・マッギンリー(Raymond McGinley)をフィーチャーしたシングル「Endless Summer」を公開。

Superchunk - Endless Summer (Official Lyric Video)

●スーパーチャンク(Superchunk)が過去30数年間に制作してきた全てのレコード同様、『Wild Loneliness』はずば抜けて素晴らしく、感染性が高い。『What a Time to Be Alive』での怒りの後、新しいレコードは、この悲惨な時代に失ったものについてではなく、感謝すべきことについてより多くを語っている。このアルバムでバンドは再び発展の可能性にフォーカスしているようだ。その可能性は、曲自体に組み込まれており、その隠された驚きの中にある。例えば、タイトル・トラックでワイ・オーク(Wye Oak)のアンディ・スタック(Andy Stack)のサックスが入ってくると、曲に全く新しい質感が加わる。それは、「This Night」でオーウェン・パレット(Owen Pallett)のストリングスが入ってきた時も同じだ。そして、私の一番のお気に入りの驚きは、「Endless Summer」におけるティーンエイジ・ファンクラブ(Teenage Fanclub)のノーマン・ブレイク(Norman Blake)とレイモンド・マッギンリー(Raymond McGinley)のハーモニーだ。コロナの為、マック(Mac)、ローラ(Laura)、ジム(Jim)、ジョン(Jon)の4人は別々にレコーディングを行なった。しかし、この方法により、マイク・ミルズ(Mike Mills:R.E.M.)、シャロン・ヴァン・エッテン(Sharon Van Etten)、フランクリン・ブルーノ(Franklin Bruno)、トレイシーアン・キャンベル/カメラ・オブスキュラ(Tracyanne Campbell:Camera Obscura)等の遠距離からの参加が可能となった。収録曲の中にはパンデミック以前に書かれたものもあるが、「Wild Loneliness」のように、隔離された状況で書かれた曲もある。私は、曲は記憶装置だと考えている。音楽は記憶を上手く結晶化させる。「Detroit Has a Skyline」を聴くと、20年前のデトロイトのライヴで一緒に歌っていた自分を思い出す。「Overflows」を聴くと、幼い息子が最も欲していた子守唄として、ゆっくりとしたヴァージョンを囁くように歌っていた頃に戻る。『Wild Loneliness』は私の人生、そして記憶の一部となろうとしている。それは、あなたの人生の一部にもなるであろう。そして、20年後、50年後、100年後の人たちがこのレコードを聴いて、このアーティスト達が作ったものに感嘆する姿も目に浮かぶ。この憂慮すべき(そして憂慮すべきほど孤立した)時代にアーティストたちが一緒に作り上げたもの、つまり美しさ、可能性、驚きに驚嘆する姿が思い浮かぶのだ。しかし、そんなに長く待つ必要はない。今、驚嘆しよう。(Maggie Smith)

●スーパーチャンクは1989年にノースカロライナ州チャペルヒルで結成されたインディ・ロック・バンドだ。メンバーはマック・マコーン(Mac McCaughan:Vo, G)、ジム・ウィルバー(Jim Wilbur:G)、ローラ・バランス(Laura Balance:B)、ジョン・ウースター(Jon Wurster:Dr)の4人。1990年代のチャペルヒルのミュージック・シーンを定義したバンドで、パンク・ロックから影響を受けたDIYのスタイルで活動を行なっている。また、マック・マコーンとローラ・バランスはスーパーチャンクの作品をリリースする為、インディペンデントのレコード・レーベル、マージ・レコーズ(Merge Records)を1989年に設立。アーケイド・ファイア(Arcade Fire)、ニュートラル・ミルク・ホテル(Neutral Milk Hotel)、スプーン(Spoon)他の作品をリリースし、大きな成功を収めている。

スーパーチャンクはこれまで11枚のアルバムをリリース。2019年にはバンド、及び運営するマージ・レコーズ共に活動30周年を迎えた。

『Superchunk』(1990)
『No Pocky for Kitty』(1991)
『On the Mouth』(1993)
『Foolish』(1994)
『Here's Where the Strings Come In』(1995)
『Indoor Living』(1997)
『Come Pick Me Up』(1999)
『Here's to Shutting Up』(2001)
『Majesty Shredding』(2010)
『I Hate Music』(2013)
『What a Time to Be Alive』(2018)

■More info:Big Nothing

商品情報
Superchunk
『Wild Loneliness』


Amazon Music・MP3(2022/2/25)¥1,600
スーパーチャンク『ワイルド・ロンリネス』
Superchunk / Wild Loneliness

ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
品番/定価:未定
世界同時発売、付帯物等未定、日本盤ボーナス・トラック収録予定

1. City of the Dead
2. Endless Summer
3. On the Floor
4. Highly Suspect
5. Set It Aside
6. This Night
7. Wild Loneliness
8. Refracting
9. Connection
10. If You’re Not Dark
※他、日本盤ボーナス・トラック収録予定
商品詳細
スーパーチャンク
『AF(Acoustic Foolish)』


Amazon Music・MP3(2019/5/31)¥1,500
CD(2019/11/6)¥1,900
商品詳細
スーパーチャンク 
『What A Time To Be Alive』


Amazon Music・MP3(2018/2/16)¥1,500
CD(2018/2/16)¥2,459
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