ジョニ・ミッチェルとニルス・ロフグレン、ニール・ヤングを支持しSpotifyから撤退

1月28日のMLCニュースでお伝えしたように、ニール・ヤングは先週、Spotifyの番組「Joe Rogan’s Experience」が新型コロナのワクチンに関する誤情報を拡散しているとして、Spotifyから自身の楽曲を削除しましたが、ジョニ・ミッチェルは1月28日、自身のウェブサイトに「私はニール・ヤングを支持する!」と題した声明を掲載し、ニールに続きSpotifyから自身の楽曲を削除すると発表しました。

「私の全楽曲をSpotifyから削除する決断をしました。無責任な人々が、人命を犠牲にする嘘を広めています。私はこの問題について、ニール・ヤング及び世界の科学的・医学的コミュニティと連帯します」
またミッチェルは、科学者や医療関係者のコミュニティ・メンバーらが昨年末、ワクチン接種に批判的なロバート・マローン博士とのインタヴューを放送したローガンの番組に抗議し、彼らがSpotifyに提出した公開書簡もウェブサイトに掲載しました。
そして、すでにSpotifyから撤退したニール・ヤングは1月28日、自身のウェブサイトに新たな声明を発表し、Spotifyのサウンド・クオリティを批判したほか、自身が検閲を支持していると非難されていることについて、次のように綴っています。
neilyoungarchives.com : 1-28-22
SPOTIFY : more songs and less sound
「Amazon、Apple Music、Qobuzは、最大100%のクオリティで音楽を提供しており、その音質はSpotifyの愚劣で去勢されたサウンドよりもはるかに優れている。Spotifyをサポートするということは、アートフォームを破壊していることになり、アートよりもビジネスを支持することになる。Spotifyはアーティストの音楽を本来のクオリティの5%で再生し、それが本物であるかのような値段を請求する。Spotifyは当初からぼったくりである」
「私は言論の自由を支持しており、検閲に賛成したことは一度もない。民間企業には、何から利益を得るのかを選択する権利があり、それは、私が有害な情報を広めるプラットフォームに自分の音楽を提供しないことを選択できるのと同じである。私は、他人を助けるために日々命を危険に晒しているフロントラインの医療従事者たちと連帯することを誇りに思っている」
続いて翌1月29日には、ニールの53年来の友人であるギタリストのニルス・ロフグレン(ブルース・スプリングスティーンのE・ストリート・バンド/ニール・ヤングのクレイジー・ホース)がニールのウェブサイトに声明文を掲載し、Spotifyからの撤退を表明しました。
neilyoungarchives.com : 1-29-22
A message from Nils Lofgren
「私と妻のエイミーは数日前、ニールとダリル(・ハンナ)が、何百人もの医療専門家、科学者、医師、看護師の意見に賛同し、Spotifyが人々を傷つけ死に至らしめる嘘と誤情報を助長していると非難していることを知りました」
「私たちを治療し、救うために人生を費やしてきた英雄的な彼らが助けを求めている時に、金と権力のために彼らに背を向けることは出来ません。彼らの声に耳を傾け、彼らと一緒に立ち上がるのです」
「この手紙を書いている間に、私の過去27年間の音楽をSpotifyから削除しました。私の初期の音楽を所有するレーベルにも連絡を取り、削除をお願いしています。 ニールのレーベルがそうしたように、彼らが私たちの願いを尊重するよう心から願っています。それが実現するまで出来る限りのことを行ない、状況をお知らせしていくつもりです」
なお、ニュースサイトの「Variety」によると、Spotifyの株価は先週、ニール撤退後の数日間で6%急落し、時価総額20億ドル以上(=約2,300億円)を失ったと報じています。
またミッチェルは、科学者や医療関係者のコミュニティ・メンバーらが昨年末、ワクチン接種に批判的なロバート・マローン博士とのインタヴューを放送したローガンの番組に抗議し、彼らがSpotifyに提出した公開書簡もウェブサイトに掲載しました。
そして、すでにSpotifyから撤退したニール・ヤングは1月28日、自身のウェブサイトに新たな声明を発表し、Spotifyのサウンド・クオリティを批判したほか、自身が検閲を支持していると非難されていることについて、次のように綴っています。
neilyoungarchives.com : 1-28-22
SPOTIFY : more songs and less sound
「Amazon、Apple Music、Qobuzは、最大100%のクオリティで音楽を提供しており、その音質はSpotifyの愚劣で去勢されたサウンドよりもはるかに優れている。Spotifyをサポートするということは、アートフォームを破壊していることになり、アートよりもビジネスを支持することになる。Spotifyはアーティストの音楽を本来のクオリティの5%で再生し、それが本物であるかのような値段を請求する。Spotifyは当初からぼったくりである」
「私は言論の自由を支持しており、検閲に賛成したことは一度もない。民間企業には、何から利益を得るのかを選択する権利があり、それは、私が有害な情報を広めるプラットフォームに自分の音楽を提供しないことを選択できるのと同じである。私は、他人を助けるために日々命を危険に晒しているフロントラインの医療従事者たちと連帯することを誇りに思っている」
続いて翌1月29日には、ニールの53年来の友人であるギタリストのニルス・ロフグレン(ブルース・スプリングスティーンのE・ストリート・バンド/ニール・ヤングのクレイジー・ホース)がニールのウェブサイトに声明文を掲載し、Spotifyからの撤退を表明しました。
neilyoungarchives.com : 1-29-22
A message from Nils Lofgren
「私と妻のエイミーは数日前、ニールとダリル(・ハンナ)が、何百人もの医療専門家、科学者、医師、看護師の意見に賛同し、Spotifyが人々を傷つけ死に至らしめる嘘と誤情報を助長していると非難していることを知りました」
「私たちを治療し、救うために人生を費やしてきた英雄的な彼らが助けを求めている時に、金と権力のために彼らに背を向けることは出来ません。彼らの声に耳を傾け、彼らと一緒に立ち上がるのです」
「この手紙を書いている間に、私の過去27年間の音楽をSpotifyから削除しました。私の初期の音楽を所有するレーベルにも連絡を取り、削除をお願いしています。 ニールのレーベルがそうしたように、彼らが私たちの願いを尊重するよう心から願っています。それが実現するまで出来る限りのことを行ない、状況をお知らせしていくつもりです」
なお、ニュースサイトの「Variety」によると、Spotifyの株価は先週、ニール撤退後の数日間で6%急落し、時価総額20億ドル以上(=約2,300億円)を失ったと報じています。


商品詳細
ジョニ・ミッチェル
『ブルー』
・Amazon Music・MP3(1971/6/22)¥1,600
・CD(2015/8/5)¥1,319
ジョニ・ミッチェル
『ブルー』
・Amazon Music・MP3(1971/6/22)¥1,600
・CD(2015/8/5)¥1,319

商品情報
Joni Mitchell
『Joni Mitchell Archives, Vol. 2 : The Reprise Years 1968-1971』
・Amazon Music・MP3(2021/10/29)¥3,300
・5CDs(2021/10/29)輸入盤
Joni Mitchell
『Joni Mitchell Archives, Vol. 2 : The Reprise Years 1968-1971』
・Amazon Music・MP3(2021/10/29)¥3,300
・5CDs(2021/10/29)輸入盤

商品情報
Joni Mitchell
『The Reprise Albums(1968-1971)』
・Amazon Music・MP3(2021/6/25)¥3,900
・4CDs(2021/6/25)輸入盤
Joni Mitchell
『The Reprise Albums(1968-1971)』
・Amazon Music・MP3(2021/6/25)¥3,900
・4CDs(2021/6/25)輸入盤

商品情報
ジョニ・ミッチェル
『アーカイヴス Vol.1:アーリー・イヤーズ(1963-1967)』
・Amazon Music・MP3(2020/11/25)¥3,900
・5CDs(2020/11/25)¥9,900
ジョニ・ミッチェル
『アーカイヴス Vol.1:アーリー・イヤーズ(1963-1967)』
・Amazon Music・MP3(2020/11/25)¥3,900
・5CDs(2020/11/25)¥9,900
この記事についてのコメントコメントを投稿
この記事へのコメントはまだありません





RELATED POSTS
関連記事
-
2025.04.30 スティーヴン・スティルス、チャリティ・コンサートでニール・ヤングらと共演
-
2025.03.25 ニール・ヤング、6月のウクライナ無料コンサートは実現せず
-
2025.03.14 ニール・ヤング2023年「Coastal」ツアーのドキュメンタリー映画、トレーラー公開
LATEST POSTS
最新記事