ジェフ・トゥイーディー、新シングル「Lou Reed Was My Babysitter」のMV公開

ウィルコのジェフ・トゥイーディーが、9月26日に発売される新ソロ・アルバム『Twilight Override』から、新シングル「Lou Reed Was My Babysitter」のミュージック・ビデオを公開しました。

トゥイーディーによると、この曲は「ルー・リードが作ったダークな音楽の中にある喜びと、それを分析する時に生み出される美しい葛藤」を表しているそうで、「それが多くの人々にとってどれほどポジティブな力になったか。『ロックンロールに命を救われた』と、ルー・リードも同じことを言っています。10歳、12歳の頃、僕は文字通り、寝室でルー・リードにベビーシッターをしてもらいました。彼の音楽は僕にとって、大半の先生よりも真の指導者でした」と語っています。
 
なお、新作『Twilight Override』は、2020年の『Love is the King』（2020年9月16日MLCニュース）以来となる5作目のソロ・アルバムで、トゥイーディー自身がシカゴのスタジオ「The Loft」でレコーディングとプロデュースを行ない、ミキシングとエンジニアリングはトム・シックが担当、レコーディングには、ジェイムズ・エルキントン、シマ・カニンガム、メイシー・スチュワート、リアム・カザール、そしてトゥイーディーの息子スペンサーとサミーが参加しました。
 
新作『Twilight Override』は3枚組のトリプル・アルバムとして発売され、同作の3つの「章」は、それぞれが単体の作品になっていますが、3枚のアルバムを組み合わせることで「過去、現在、未来の物語」を伝える内容になっているとのこと。
 
同作から「Feel Free」「Out In The Dark」「One Tiny Flower」のミュージック・ビデオと、「Enough」「Stray Cats in Spain」の音源も公開されています（8月21日MLCニュース）。