シャロン・ヴァン・エッテン、ニュー・アルバム発売、収録曲「Mistakes」のビデオ公開


シャロン・ヴァン・エッテン、ニュー・アルバム、5月6日発売。アルバムから「Mistakes」のビデオ公開&アルバム発売記念のライヴストリーム実施。
●シャロン・ヴァン・エッテンは、常に人々が周囲の世界を理解する手助けをするアーティストだ。彼女の6枚目のアルバム『We've Been Going About This All Wrong』は、世界が崩壊するかもしれないと思ったとき、私たちはどのように感じ、嘆き、自らの意思を取り戻せるのかについて考察したものだ。私たちにとって最も大切なものを、私たちの手に負えない破壊的な力からどのように守ればよいのだろうか? すべてが失われたように見えるとき、私たちはどのようにして価値あるものを救い出すのであろうか? そして、もしそれができなかった場合、私たちはその間、できる限りの愛情を注いできたのだろうか? 十分に努力したのだろうか? このアルバムでは、私たちをこうした惨状から救い出すことのできる美と力が明確に表現されている。母性、愛、恐怖、コントロールできること/できないこと、多くのトラウマに悩まされる世界で人間であることの意味、といったテーマが、パーソナルに描かれている。ヴァン・エッテンのこれまでのアルバムとは異なり、リリース前にアルバムからの楽曲が発表されることはない。収録されている10曲は、希望、喪失、憧れ、回復力といったより大きな物語を語れるよう、順番に、一気に聴けるようにデザインされている。「物事は暗くない。薄暗いだけだ」と、彼女は私たちに思い起こさせる。
●シャロン・ヴァン・エッテンは米ニュージャージー出身のシンガーソングライターだ。2009年にアルバム『Because I Was in Love』でデビュー。2010年のセカンド・アルバム『Epic』に収録の「Love More」がボン・アイヴァー(Bon Iver)やザ・ナショナル(The National)にカヴァーされ話題となった。ジャグジャグウォー(Jagjaguwar)と契約後、2012年にサード・アルバム『Tramp』をリリース。ザ・ナショナルのアーロン・デスナー(Aaron Dessner)のプロデュースによるこのアルバムは米チャートにランクインするなどヒットを記録。2014年の4枚目のアルバム『Are We There』は大絶賛され、『Rolling Stone』他、数々のメディアで同年の年間ベスト・アルバムの1枚に選ばれた。2019年1月にはジョン・コングルトン(John Congleton)のプロデュースによる5枚目のアルバム『Remind Me Tomorrow』をリリース。『Pitchfork』でベスト・ニュー・ミュージックに選ばれる等、こちらも高い評価を獲得。また2016年には女優デビューを果たし大きな話題となった。
■More info:Big Nothing

Sharon Van Etten
『We've Been Going About This All Wrong』
・Amazon Music・MP3(2022/5/6)¥1,600
・CD(2022/5/6)¥2,750
シャロン・ヴァン・エッテン『ウィーヴ・ビーン・ゴーイング・アバウト・ディス・オール・ロング』
Sharon Van Etten/We’ve Been Going About This All Wrong
ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
JAG395JCD[CD/国内流通仕様]
¥2,500+税 世界同時発売、解説/歌詞/対訳付
1. Darkness Fades
2. Home to Me
3. Iʼll Try
4. Anything
5. Born
6. Headspace
7. Come Back
8. Darkish
9. Mistakes
10. Far Away


Sharon Van Etten
『Epic Ten』
・Amazon Music・MP3(2021/4/16)¥2,800
・CD(2021/6/11)輸入盤

Sharon Van Etten
『Are We There』
CD(2014/5/27)輸入盤

シャロン・ヴァン・エッテン
『Remind Me Tomorrow』
Amazon Music・MP3(2019/1/18)¥1,600
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